まいどおおきに!
ベルギーで2回の学校閉鎖を経験したけど、やっぱり大変だった系オカン、さとえみです。
そんなオカンに舞い込んできた、とある知らせ。
それは……
三女(8歳)のクラスメイトが新型ウイルスに感染したので、他の生徒たちも自宅隔離になるとのこと。
2度目の学校閉鎖がようやく終わり、登校再開して約1週間後の出来事でした。
「三女だけがずっと家にいる」という状況は、彼女が学校に通い始めてから初めての出来事でした。
いつも一緒にいる姉たちがいない生活……。
遊び相手がいなくなると同時に、「自分はだめだけど、姉たちは自由に外や学校に行ける」という状況に、三女がフラストレーションを感じるのではと心配しました。
ただでさえ、下の子は上の子と比べて自分の裁量でできることが少なくて、上の子たちを羨ましく思うもの。
だからこの状況は、子どもながらに厳しいものがあるのでは……と考えたのです。
ところが、三女は何の不満を漏らすこともなく、当たり前のような顔をして自宅での2週間を過ごしたのです。
三女の健気な様子に、「学校閉鎖がつらい」などと弱音を吐いていた自分が恥ずかしくなりました。
8歳の子どもがこれだけ頑張っているのだから、親も頑張らねばと思いました。
家でできる遊びを、思いつく限りやり尽くしました……。
(小学校によるオンライン授業も行われましたが、朝1時間程度のみでした。)
タンスからちょっとイイ服を出してきて、ファッションショー&撮影会。
おやつ作りにお昼ご飯作り。
日本の遊びを教えてあげたら大喜びしていましたし、トランプは三女にルールを教えてもらいながら何度も何度もやりました。
「無理に勉強をさせようとすると気詰まりする」ということを、学校閉鎖の時に身を持って経験していたので、勉強は最低限にして体を動かすアクティビティをできるだけ取り入れたら……!
すぐに……体力の限界がきて……!
こう……なんというか……やる気とかキレイゴトだけで乗り切れる時代は、もうとっくに終わっていたことを痛感したのでした……。
これを描いている現在は、隔離生活も終わってしばらく経っていますが、いまだにその時の疲れが取れておりません。
三女の健気な様子に力をもらいながら、どうにか無事に乗り切れてよかったと思いつつ、もうあのような思いをすることなく世の中の状況が落ち着きますようにと願わずにいられません。
ほなまたね!