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公開 2015年06月25日  

トルコでの子育て体験談~子連れで歩くとお菓子がいっぱい!~

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トルコ人夫と結婚してから20年近くが経ちました。7人の子どもたちのうち、上の子どもたちは乳幼児期を日本で過ごしましたが、下の子どもたちはトルコで育っています。日本とトルコの子育ての違いに最初は驚かされることが多かったです。今回はトルコの子育て環境について紹介してみます。


トルコでは子どもの方が優先!

市場でドライフルーツを見ていたときのことです。お店のおじさんが味見していいというので食べていたら急に怒り出しました。何だろうと思ったら、子どもに先に食べさせないで自分が食べるなんてと怒っていたのです。こちらからすれば味見するだけなので、子どもにも食べさせるとは頭にありませんでした。それ以来、子どもに先に味見させるようにしていますが、トルコでは小さい子どもが食べるのが優先です。

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赤ちゃんにもお菓子をあげる

日本のお母さんたちは小さい子どもたちにチョコや飴、甘いお菓子を食べさせないようにと必死です。トルコでは市販のお菓子はあまり健康的ではないという考えはあるようですが、喜んでもらいたいという気持ちが強くて、小さい子を見るとついつい自分用に買っておいたお菓子をあげてしまうようです。私も赤ちゃんや小さな子どもを連れて出かけると、あっちでチョコ、こっちで飴、それからビスケットにケーキなど次から次へと頂けます。6ヶ月の赤ちゃんにだって飴をくれることがあります。



完璧主義をやめると子育てが楽になる

絶対食べさせないお母さんだったら気が狂いそうになると思います。赤ちゃんだって、自分がもらったお菓子を取り上げられたら不機嫌になります。かといって、相手が親切でくれているのに「あげないでください。」と怒ってしまうのも失礼になるので、私はお菓子をもらったらお礼を言って、こっそりバックにしまっています。くれた人も、子どもがお菓子を食べたかということまではチェックしていません。



お菓子の話だけではありませんが、絶対に駄目、完璧でないと駄目と頑張りすぎるとイライラしすぎたり疲れたりしてしまいます。ちょっとぐらいお菓子を食べちゃっても大丈夫、できなくても大丈夫、くらいのほうが自分も子どももストレスにならず生活できるのではないかと思います。

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自分もトルコ人化?

トルコに住んでいると自分も、病院などで泣いている子どもをみるとバックの中にお菓子がなかったかなと考えるようになっているので不思議です。子育ては完璧主義でなくてもいいと、トルコでの生活が思わせてくれたものだと思っています。

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