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公開 2015年07月10日  

「子どもの話を聞きたくない!」と思ってしまった時はどうしたらいい?まずは自分の心の声を聴いてみよう。

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「子どもの話を良く聴くことが、子育てでは重要」とは言われるものの、自分自身が親に聞いてもらった経験がないので、正直子どもの話も聴きたくないと感じてしまうと、あるママからこんなお悩みをいただきました。今回はカウンセラーとして「話を聴いてもらったことがなくても、人の話は聞けるもの?」について、お伝えしたいと思います。


みんな自分の話を聞いて欲しい

子どもの話をしっかり聴くことが、子育てをする上で大切。そういう話を聞いたことのあるママは少なくないと思います。しかし、そんな中で「自分は親に話を聞いてもらった経験をしていない、だから子どもの話も聴きたいと思えない」という声をもらいました。



子どもの話を聴きたくないと思ってしまうのは、子ども時代に聞いてもらえなかったからなのでしょうか。これから、たくさん聴いてもらえる経験をしていけば、子どもの話を聴けるようになるのでしょうか。

まずは自分の心を感じよう!

子どものうちに聴いてもらう経験が少ない場合でも大丈夫。強いトラウマがある場合、プロのカウンセリングなど受けた方がいいですが、もしそこまでではないと思うのであれば、まずは【自分の心の声を自分自身が聴こうとすること】を試してみてください。

自分の心の声を聴くことが、子どもの話を素直に聴くためのステップ!

人は自分の体験したことを元に子育てをする傾向が強いため、自分がされた子育てと同じことを自分の子どもにもすることが多くあります。小さい頃に親から話を聴いてもらえてない人から、「話の聴き方がわからないので、自分の子どもにも話を聴くことが苦手」という話を聞くことも少なくありません。



強いトラウマがある場合は、自分の力で直そうと思っても難しいです。プロのカウンセリングを受けるなどして、他の人の助けを借りることをオススメします。



さて、私もカウンセラーとして、いろいろな人の相談を受けています。そして強いトラウマを持っている方をカウンセリングをするときには、まずクライアントさんの話を傾聴するようにしています。何もアドバイスせずに、ただ聴くことだけに専念します。



辛い経験をしているクライアントさんのありのままを受け入れます。クライアントさんのありのままを認めるのです。そしてクライアントの心の中の苦しみ、痛みなどをはき出すことができたら、一つだけアドバイスします。”自分が今何を思っているか、と自分自身の心の声を感じてください。”と。



自分の気持ちを尊重することはとても大切です。大事にされている気持ちが沸かないと、なかなか他の人を大事にすることは難しいですよね。しかし自分を感じることって、意識しないと一番後回しになってしまいますので、あえて「自分の声を感じる」練習をしてみましょう。

答えは、自分の中にあるのかもしれません

小さい時に親から話を聴いてもらえなかったと感じているなら、大人になった今、自分の心の声を自分自身で聴いてみてください。



「自分は今何を感じているの?」

「自分は今何をしたいの?」

「自分は今どんな気持ち?」



私も人のカウンセリングをする前に、自分自身の心の声を聴き、自分の心を感じ、認め、許し、愛するようにしています。ぜひ、あなたも自分の心を感じてください。自分の心の感じ、認め、許し、愛してください。



自分の心の声を聴くことができるようになったら、ほかの人の話も聴けるようになっていきますよ。

ぜひお試しくださいね。

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