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公開 2015年07月12日  

電車好きキッズにオススメ!電車がでてくる隠れた名作絵本5選

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電車が大好きな息子。これまで読んだ絵本の中で、何度も「読んで!」をせがまれた電車がでてくるおすすめの絵本を紹介します。有名な絵本はあえて省き、知る人ぞ知る隠れた名作を選びました。電車好きキッズと一緒に読んでみてくださいね!

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038002928

親子で語ろう!せんろはつづく

子どもは線路をつなげる遊びが大好き。山にはトンネルをほり、川には鉄橋をかけて、やがて線路がつながり、駅ができます。リズミカルな文と可愛い絵で読み聞かせに最適の絵本。

レールをつなげて線路を作る子どもたちの絵本。「やまがあった どうする?」「かわがあった どうする?」と問いかけながら、最後には駅まで作ってぐるっと一回りの線路を完成させます。

空の色が変わったり、動物が増えたり、絵の背景にも発見があり、親子で語り合いながら楽しく読める絵本です。「せんろはつづく」「せんろはつづく まだつづく」「せんろはつづく どこまでつづく」の3冊シリーズになっています。

リズムが楽しい!でんしゃはうたう

電車に乗って、耳を傾けていると、わずかひと駅間でも、電車はさまざまなリズムの音を刻んでいます。独特の感性で表現した擬音、緻密な絵とともに、電車と線路が奏でるユーモラスな音楽をお届けします。

駅を出発して、次の駅に到着するまで、ひたすら「たたっ つつっつつ たたっ つつっつつ どどん」と電車の音と共にページをめくります。ただそれだけなのに、鉄橋を渡ったり、線路を通り過ぎたり。電車好きにはたまらないストーリーがあるようですね。読む方の親はなかなか大変ですが、満足気な子どもの様子に、読み終えると達成感さえ生まれてきますよ。

自己投影ができる!でんしゃにのったよ

電車好きの男の子が、お母さんと東京のいとこの家に行くことになりました。ローカル線から新幹線に乗り継いで、電車の旅を楽しみます。途中、車窓からいろんな自動車が通っているのが見えたり、鉄橋を渡ったり、新幹線の乗り換え前には、お弁当を買ったりと、ひとつひとつのことが乗り物好きにとっては、うれしいできごと。絵本を見ているだけで、のんびり電車の旅を楽しんでいるような気分になります。

版画家・岡本雄司さんの絵はそれだけで芸術作品になるような完成度。田舎の景色はほのぼのとして、ホームに停まった新幹線は大迫力です。乗り換えで焦ったり、車窓をぼーっと眺めたり、小さな男の子の行動は、電車好きな息子とそっくりで、きっと子どもは自分を投影して読めると思います。

ドキドキハラハラ!たっくん ひろちゃんの ちょうちょう とっきゅう

たっくんが超特急の電車遊びをしていると、やかんやおなべの「台所列車」やおけやジョウロの「おふろ列車」がやってきた。子どもたちが大好きな乗物や動物たちもでてくる楽しい絵本。

「だるまちゃんシリーズ」などでおなじみの「かこさとし」さんの絵本。電車のおもちゃが好きな男の子が、弟と一緒に不思議な世界に迷い込み・・・、ドキドキハラハラする場面もあり、どんどんストーリーに引き込まれます。弟さんのいるお子さんならより楽しめそうです。

奇想天外!ぼうけんでんしゃぐるる〜ん

見た目もスピードも、一見したところ何の変哲もないごく普通の電車。しかし、ふと気づくと……。え?電車が線路をのぼってるぞ!?

漫画のような作風のちょっと変わった絵本です。語呂合わせのような文章で静かに始まり、突如、電車がいつの間にかジェットコースターになってしまうという、奇想天外な展開。ジェットコースターのように本をぐるぐる回して読むと、息子は大喜び。親子で笑いながら読めます。

いかがでしたか?

ご紹介した本はどれも1ページにつき2、3行の文章で、親としても読みやすい本です。寝る前の読み聞かせに最適なので、ぜひ手に取ってみてくださいね。

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