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公開 2021年09月02日  

ないと困る!防災リュックに入れておきたいスキンケア6選

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災害への備え、意外に忘れがちなのがスキンケア関係ではないでしょうか。避難生活が長くなることや入手が難しくなることを考え、保湿と日焼け止めなど最低限は準備しておきましょう。自分だけではなく家族のことを考えて。この記事では、災害時のスキンケアに関する考え方と、備えておくと重宝する商品を6つ紹介します。(商品情報は2021年1月現在、価格はすべて編集部調べ)


まずはいろいろ使える!保湿アイテムを!


災害用のスキンケアグッズを選ぶキーワードは「これ1本」「拭き取り」など。

1つの商品で洗浄と保湿を兼ねるなど、何役にもなるものがお薦めです。

さらに、かさばらず、顔に限らずさまざまな部位に使えて、家族で共有することもできるもの。

災害時には断水や停電などで水が十分に使えなかったり、毎日入浴できなかったりする場合も考えられるためです。

拭き取りタイプなら水を使わずにケアができます。


ちなみに化粧品の使用期限は未開封で2年程度といわれていますが、商品や保管環境によって左右されます。

備蓄用品の賞味期限を確認するときなどに、あわせてチェックするとよいですね。


そのような条件を満たすスキンケアとしてまずは保湿から。

乾燥対策として手軽に肌を保湿し、肌のバリア機能を高めるアイテムを紹介しましょう。

純白専科 すっぴん純白クリーム(資生堂/専科)


Wヒアルロン酸や天然由来美容成分などが肌をしっかり保湿し、医薬部外品有効成分がシミ・そばかすも防いでくれるオールインワンクリームです。


避難時に活躍するのが、こういったオールインワンアイテム。

普段通りのスキンケアやメイクはできなくても、最低限の保湿ケアはできます。

基本的に顔用の商品は全身に使えるので、乾燥が気になる部位にも利用できます。


そのままでは容器が大きいと感じる場合には、ドラッグストアなどで市販されている携帯容器などに移してから防災リュックに入れるとよいでしょう。



ズボラボ 朝用ふき取り化粧水シート(常盤薬品/SANA)


洗顔・化粧水・角質ケアがこれ1枚でできるシート。

顔につきやすい雑菌や、ほこり、塵(ちり)なども取り除くことができるので、朝や寝る前の洗顔代わり、保湿に重宝します。



肌にやさしい日焼け止めもぜひ!


最低限のスキンケアとして日焼け止めも欠かせません。


特に災害時は普段のようにしっかり洗顔ができないこともあるため、肌に負担が少ない日焼け止め選びが重要です。

日常の紫外線対策に必要なSPF25以上の効果があり、クレンジングではなく通常の洗顔や洗顔シートなどで落とせる日焼け止めを準備しましょう。

季節に応じて、数時間ごとに塗り直すのがベストです。


日焼け止めは性別、年代問わず必須アイテムなので、自分だけでなく家族のことを考えて、どの世代も使える、肌にやさしいものを選ぶのがお薦めです。

UVケアクリーム -無香料-(ママバター)


新生児から使えるベビー用の日焼け止めクリームです。

赤ちゃんの敏感な肌に対応しており、大人も使えます。

保湿効果も高いので、UVケアしながら乾燥を防げるのも魅力です。



ノブ UVシールドEX(常盤薬品/NOV)


敏感肌にも対応した、紫外線吸収剤不使用のUVクリームです。

SPF50+/PA++++で、紫外線が強い時期の日焼け対策にも。

低刺激なので子どもにも使えるのがポイントです。



汗対策も!ボディーの汗・皮脂ケアで清潔に


最後に、肌を清潔に保つための品々も紹介します。


災害時には入浴が頻繁にできないなど、汗や皮脂ケアにおいて不自由さを感じることがあるでしょう。

しかし汗や皮脂などの老廃物をそのままにしておくと、くすみ・肌荒れだけでなく、あせもや湿疹などの肌疾患の原因にもなります。

1枚でさっと全身を拭き取れるものを準備しておきましょう。

ビオレさらさらパウダーシート(花王)


汗拭きシートの定番商品です。

4枚重ねで厚手なので、1枚で十分、ボディーのべたつきや皮脂などを拭き取ることができます。

さまざまな香りの商品があるので、好きな香りを選ぶ楽しみもありますね。



プラスケア ヒアルロン酸やわらかおしりふき 80枚×3パック (ティー・エイチ・ティー)


赤ちゃん用のおしり拭きは意外にお薦めです。

赤ちゃんにはもちろん、大人が入浴できないときの拭き取りシートとしても活用できます。

ヒアルロン酸配合なので、肌の洗浄のみならず、保湿にも役立ちます。



季節やメイクに応じたスキンケアも用意


余裕があれば、夏場を想定したボディーシートやメイク拭き取りシートなども準備しておきましょう。

汗を拭き取り、ひんやり感を得られる冷感ボディーシートなどがお薦めです。


また、避難生活でメイクをしっかり落とせないのは、肌荒れなどの原因にもなり得ます。

日頃メイクをする習慣がある場合は、拭き取りのメイク落としもあると便利です。


状況に応じて、過度にならない程度に自分に合ったスキンケアグッズを準備しておきましょう。


簡単なスキンケアはメンタルケアにもなる


スキンケアにはリラックス効果があるともいわれています。

またスキンケアアイテムは香料などで香りづけされているものが多いので、自分が心地よいと感じる香りの製品を選ぶことがストレスケアにつながります。
(ただ、狭い避難所などでは化粧品の香りが周囲の迷惑になることもあるので、強い香りのものは避けましょう。)

非常食や水など命に関わる避難グッズの準備が完了したら、ぜひスキンケアグッズも準備しておきましょう。





<執筆者プロフィル>
長井美有紀

美容マーケティングコンサルタント、美容アナリスト

化粧品を中心に、企業に対して国内外のブランド導入や開発などマーケティング支援を多数提供している。
美容コンサルティング会社経営。
その経験や実績から、専門家として講演や執筆も行う。
持論は「革新的ビューティー論」。

※ この記事は2024年12月16日に再公開された記事です。

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