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公開 2015年06月26日  

冷凍庫活用術!冷凍してもおいしい食材と冷凍方法

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子どものお世話、公園に児童館、お仕事に家事。子どもと一緒の毎日は、楽しいけれどやることがいっぱい。食事は、手抜きでもいいけれど、なるべく手作りしたい!そんな時、冷凍庫を上手に活用すれば、まとめ買いで買い物時間や調理時間を短縮ができます。今回は、冷凍してもおいしい食材とその冷凍方法について紹介します。

出典:https://instagram.com/p/3KwqQfCW-a/

冷凍庫、活用できていますか?

突然ですが皆さん、ご飯の準備にどれくらいの時間を使ってらっしゃるでしょうか。我が家では、食材の調達、献立と調理のほとんどを筆者が行っています。旦那さんは、筆者が火を噴くか風邪で倒れると、作ります。理想は半々ですがそうも行きませんね。



ご飯の準備といえば、調理だけに目を向けがちですが、実は意外と時間をとられるのが買い出し。特に小さな子どもがいると、一緒にお買い物に行くだけで大仕事です。我が家では宅配で米はもちろん、肉、魚、野菜、果物のほとんどを購入しています。



週に一度の宅配だと、一週間で使い切れる場合もありますが、食材が傷んでしまう場合もあります。それに毎週毎週、一週間分の食材を完璧に注文するのは至難の業。時には、野菜が足りない…!なんていうことも。そんな時重宝するのが冷凍庫。最初は冷凍初心者の筆者でしたが、今ではいろんな食材を冷凍し、冷蔵庫と野菜室のピンチにも、いろんな食材でバランスのとれた食事を作っています。



ただ、中には冷凍したらちょっとおいしくなくなっちゃった!という食材も。この記事では、冷凍してもおいしいおすすめ食材、なかでもお子さんと一緒の食卓にお役立ちのいくつかをご紹介したいと思います。

その1.パン・ごはん

すでに利用されている方も多いかもしれませんが、パンは密閉できる袋に、ご飯はプラスチックの容器やラップにくるんで冷凍できます。



冷凍食品のサイトなどでは、食パンは凍ったままトースターで温める方法も紹介されていますが、筆者の好みは自然解凍してからトーストやフレンチトーストにする方法。そのまま加熱するよりもふわっとする印象です。また、食パンでなく、菓子パンやロールパンはじめ食事パンも冷凍できます。食べたい日の前日に、冷凍庫から食卓に出して(袋のまま)置いておけばオーケー。我が家では週末など疲れたときに活躍しています。



ご飯の冷凍は既に活用されている方も多いかもしれません。専用の容器やラップでくるんで冷凍しますよね。炊き込みご飯でも同様に保存できます。解凍は電子レンジで行う方が主流でしょうか。我が家では、一度冷蔵庫に移してから、お鍋に少量の水と一緒に入れて蒸す方法をとっています。解凍後の食感も大差なく、おいしくいただけますよ。最初はおっくうに感じる一手間ですが、火を使うとなんとなくおいしく感じるのは筆者だけではないはずです。

その2.野菜ときのこ

野菜の冷凍でおすすめなのが、小松菜とごぼう。小松菜は洗って適当な大きさに切り、密閉できる袋などにいれましょう。ごぼうは薄切りなど使いやすい大きさにして、水にさらしてアクを抜いてから、サランラップに包むなどして保存します。どちらも使うときには調理中の鍋などにそのまま入れればオーケーです。



また、意外と風味を損なわないのがきのこ。まいたけ、しめじは、それぞれ石づきをとってばらばらにして、しいたけは薄切りにして密閉できる袋にいれて保存することで、おいしく調理できます。

その3.薬味

しょうがは薄切りとすりおろしたもの、万能ネギは切った状態で冷凍します。おろししょうがは、製氷皿に入れるとちょうど良いサイズで固まりますので、外して小さな容器などに入れておけば便利です。薄切りのしょうがは、凍ったまますりおろして使うこともできます。ただし、少々手が冷たくて痛いのでご注意を!



生姜焼きはもちろん、我が家では薄口醤油とみりんで作った野菜あんに追加して、味にアクセントを加えるのに役立てています。野菜あんはお豆腐や酒蒸しにした白身魚にかけていただきます。万能ネギはお味噌汁はもちろん、卵に加えてネギ入りの卵焼きにするのもオススメです。筆者の旦那さんは得意料理のチャーハンによく使っています。

その4.大豆製品・魚介・肉

大豆製品で冷凍できるといえば、納豆と揚げ。納豆はそのまま冷凍し、解凍の際は冷蔵庫や室温で、揚げは必要であれば油抜きし、刻んだ状態で冷凍、そのまま調理に使えます。魚介で重宝するのがあさり。砂抜きして冷凍、そのまま調理です。ダシが出るのでお野菜と酒蒸しにするもよし、お味噌汁にするもよし、リゾットやピラフにするのもいいですね。参考サイトによると、必ず凍ったまま調理する必要があります。



また、しらすもラップに少量ずつ、平たくなるようくるんで冷凍。調理の際はそのまま使えます。凍ったままのしらすを炊きたてのご飯に混ぜれば、ご飯の熱で解凍されてしらすご飯に。鶏肉も開いて一枚ずつラップをし冷凍できます。薄切り肉も重ならないよう広げた状態でラップをし冷凍可です。どちらも冷蔵庫で解凍してから調理します。

番外編 冷凍するとあまりおいしくないもの

ここまでおすすめの食品でしたが、最後に筆者の失敗談を。下記のおいしくない状態を回避する方法もあるかもしれませんので、あくまでご参考にしてください。解決方法を発見しましたら再度ご報告させていただきます。



まず、かぼちゃは冷凍して再度調理すると、水っぽくなります。キューブ状にカットしてから、ラップでくるんだのですが、凍ったまま調理し煮物にしたところ、イマイチでした。解凍の仕方、あるいはカットの形状がよくないのかもしれません。



また、調理した煮物やスープなどをホーローのタッパにうつし、冷凍保存、そのまま火にかけることで解凍することがあるのですが、料理の中のこんにゃくはおいしく解凍できません。こんにゃくやしらたき入りの煮物は冷凍しない方が良いのかもしれません。

以上が筆者のよく使う冷凍術です。参考になりましたでしょうか。

これからも意外な冷凍できる食品について勉強していきたいと思います!

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