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公開 2015年08月30日  

果物って生きてるの?食べた果物のタネをまいてみると・・?

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おやつやデザートで食べる果物にはタネが入っていますよね?いつも皮と一緒に捨ててしまうこのタネ、まいてみるとどうなるでしょうか?手軽に出来る食育実践編です♪


目次
タネは生きている!
いつまで待っても芽が出ない…そんな時は?
色々なタネを育ててみよう!

野菜や果物に入っているタネ、いつも捨てているけれど…

以前ほど果物が売れなくなっている理由の1つに「タネを取ったり皮をむくのが面倒だから」というものがあるそうですが、タネのある果物や野菜を食べる時、残ったタネはどうしていますか?ほとんどのタネは食べられないので、捨ててしまう事が多いですよね。

タネは生きている!

いつも捨てているこれらのタネ、もちろんちゃんtの生きているんです!スイカやメロン、りんごなどの果物を食べた時に残るタネを、ぜひ一度土に蒔いてみてください。小さな植木鉢でもプランターでもお庭でも大丈夫です。どんな芽が出て、どんな葉が伸びるのか、観察してみるととても面白いですよ。

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この写真、何の芽だかご存知ですか?答えはスイカ!スイカやメロン、かぼちゃなどのウリ科のタネは比較的育つのが早く、1週間から10日前後で発芽するので、初めて育てる方にオススメです。



小さな育苗ポットなどに蒔き、本葉が数枚出てきたら大きめのプランターや植木鉢、家庭菜園の畑に植え替えてあげると、実が収穫できますよ。

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いつまで待っても芽が出ない…そんな時は?

ただ、生きていると言っても、芽が出るタネと芽が出ないタネがあります。例えば、同じウリ科でもかぼちゃは芽が出ますが、キュウリやゴーヤは芽が出ません。



なぜかというと、きゅうりやゴーヤは実が熟していない未熟な状態で収穫して食べてしまうからです。緑のカーテンなどでゴーヤを育てたことがある方はご存知かもしれませんが、ゴーヤは熟すと黄色くなって実が破裂してタネを飛ばします。ここまでしっかり熟すと、ゴーヤのタネも発芽します。

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また、果樹(木になる果物)は芽が出るまでに数ヶ月かかるものもあるので、気長に待ってみましょう。



りんごや梨は秋に食べた実のタネをすぐに蒔いても、発芽するのは翌年の春頃です。みかんやレモンなどの柑橘類は比較的発芽しやすいようです。アボカドは発芽するタネと発芽しないタネがあるようなのですが、発芽するタネであれば1ヶ月ほどでパカっと真ん中からヒビが入って、根と芽が伸び始めてとても可愛いですよ。



我が家では、息子が給食で食べて持ち帰った伊予柑のタネを蒔いてみました。数本発芽したので鉢にうつして育てていたら、毎年アゲハチョウが卵を産みに来るようになり、アゲハチョウの産卵~孵化~脱皮~蛹化~羽化まで観察しています。



以前は虫が苦手でしたが、卵から観察していると情が湧いてだんだん可愛く見えてくるのが不思議です。

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色々なタネを育ててみよう!

色々なタネを蒔いてみると、普段食べている野菜や果物の成長する過程が観察できて、より身近に感じられるようになりますね。



お店で売っているような大きなスイカを作るのは大変だったり、りんごやレモンの木に花が咲いて実がつくまでには何年もの歳月がかかったり、という事がわかると、それを育てる農家の方がどれだけの労力をかけて、どのような気持ちで作った野菜や果物なのか…ということが想像できるようになると思います。子どもを理科好きにしたい方にもオススメします。



皆さんも、お子さんと楽しくタネから育ててみませんか?

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