ずっと実家ぐらしだった私。
働いて、実家にお金は入れつつも、家の手伝いはほぼすることがなくきてしまい……。
本当に、ほぼノースキルで専業主婦になったので
「洗濯の仕方からネットで調べる」
「料理の基本、野菜の切り方が載ってるような本を買う」
「掃除する場所によって使って良い洗剤、だめな洗剤をネットで調べる」
などなど。
家事、全般にゼロからスタートで、よちよち歩きの専業主婦でした。
「強火」はレシピで指定がない限り使わず、恐る恐る弱火から中火でお料理スタート!
そうすると、初めての作業にはもたつくものの、なんとかレシピ通りに作れるようになっていきました。
でも、好みの味付けとはなんだか違う。
何が足りないのか、最初はそれすらわからず、下手にアレンジして不味くなったら困るので、とにかくレシピ通りに。
数をこなすことで、いろんな料理の基本を覚えていきました。
お料理の基本を覚えたら、少し難易度の高いことに挑戦しようと、お魚をさばくように。
最近はめっきりやらなくなってますが、毎日のようにサンマの刺身が食卓に並んでいたこともありました。
そう、飽きるまで!マスターするまでとことんやるんです!
何回も作るとコツがつかめるので、とにかく同じメニューを連続で作る、は日常茶飯事!
まさに料理の特訓です。ひたすら色んなものにチェレンジしては練習しました。
お菓子作りを覚えたら、次はパン作り、というふうに徐々にレベルアップ。
経験値をためたらLVが上がって新しいスキルを覚える。気分は勇者です。
ま、手に持ってるのは鍋の蓋と麺棒ですが……。
でもさすがに、1週間同じメニューが出てきたら、そりゃ嫌になりますよね。
私は作るのに夢中だったので、気づきませんでした……。
専業主婦で家事の時間だけはあったので、けっこう凝った料理やお菓子やケーキやパンなんかも作ってたんです。
しかし、末っ子にアレルギーが発覚します。
その後、お医者さんの指導の元、小麦だけは普通に食べられるようになりました。
小5の今も卵は無理、牛乳も少しだけでないとアレルギーが出ます。
でも卵を使わないメニューで自分で作れないのは、スポンジケーキや卵料理ぐらいで、結構色々作れるようになりました。
夫婦二人で色んなメニューを作ることで、アレルギー持ちの末っ子にも割と不自由なく色んなメニューを食べさせてあげられていると思います。
夫の協力は本当に助かります。
ワンオペでボロボロの頃、終電で帰宅した夫に牡蠣グラタンを出そうとして、鍋にあった具に火を通すのを忘れて、そのまま焼いちゃったことがありました。
よっぽど印象が強かったのか10年以上経っても、たまに夫に言われるんですよね~。
でも、ワンオペ時にまともな家事とか無理でした。
夫婦揃って今では、すっかり料理ができるようになりましたが結婚当初はふたりとも家事の初心者でした。
努力で、なんとかここまでやってきました。
自分のこの経験から、家事は一通り出来るに越したことはない、と、子どもたちには少しずつですが家事を教えてます。
正直、面倒ですが、子どもたちの将来の苦労が減らせるといいなと思います。