近年は、働き方改革が進み育児休暇を取得する男性が増えてきています。
とはいえ、「自分も実践するのはちょっと……」と二の足を踏んでいるパパもいるかもしれません。
そんなときは、育児休暇を取った男性の芸能人・著名人を知ると勇気が出るかも。
例えば、こんな人々が育休を取りました。
理想のパパランキングでも常に上位に名前が挙がる、つるの剛士さん。
つるのさんは二男三女の父親で、これまで2度の育休を経験しています。
2016年6月30日、1ヶ月間の育休を終えたつるのさんが更新したブログは大きな反響を招きました。
ブログの中でつるのさんは
「休業であって休暇でないことに気づきます」
「誰も褒めてくれないから評価が欲しい」
「コップなるべく洗いたくないから回し飲み」
など、家事育児にしっかりコミットしたことのある人なら誰でも「そうそう!」と頷きたくなる内容をつづっています。
お笑いトリオ・森三中の大島美幸さんの夫である放送作家・鈴木おさむさんは、2015年7月、1年間の育休を取ることをブログで宣言しました。
鈴木さんは、父親になるための勉強という意味をコメて育休を「父勉(ちちべん)」と呼んでいるそうで
「これから1年は、『父勉(ちちべん)』をさせてもらおうと思ってます」
と意気込んでいました。
「父勉」という謙虚な姿勢がなんとも素敵ですが
「僕が、父勉、のために、放送作家業を休んで、週に4~5日時間を作れることで妻をどこかで仕事に戻すことが出来たらと思っています」
という考え方にも感動!
小泉進次郎前環境相は、2020年1月に誕生した長男のために約2週間の育児休業を取得しました。
お風呂やオムツ交換などを担当しているという小泉前環境相は、「取ってよかったと思います」と育休を振り返っていました。
つるのさんと同じく、小泉前環境相も
「休みという言葉が入っているけど、休みではない」
と語っており、これは育休を経験した全ての人の実感なのかもしれませんね。
サイボウズ株式会社の代表取締役社長である青野慶久さんは、上場企業のトップでありながら、これまで3度の育休を経験してきました。
青野さんは
「男性育休を取りやすい会社にした方が、若者に人気が出て人手不足を解消しやすくなるのに」
と経営者目線でも男性育休のメリットを指摘しています。
「芸能人みたいに特殊な仕事をしているならともかく、普通の男性会社員が育休なんて無理だよ……」
と諦めている人にとっては、「こんな働き方もあるのか!」と目からウロコな存在かも?
ビジネス界のパパ代表です。
世の中は少しずつですが、確実に変わっています。
パパママにとって最適な選択ができるといいですね。