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公開 2021年11月18日   更新 2022年08月30日

家庭でも備えを…!私が地域の防災イベントを開催して、伝えたかったこと

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PTA役員になり、小学校の防災倉庫の備蓄を整理してみた所、地域の人たちに「ぜひ知っておいてほしいこと」が出てきました。


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結婚して10年以上同じ学区に住んでいて、いざというときの避難所は子どもたちが通う小学校です。

でも、PTA役員をするまで避難所としての小学校がどんな状態か、全く知りませんでした。

地域や学校によってさまざまだと思うのですが、子どもたちが通う近くの小学校には防災倉庫が6つもあり、隣の公園にも、地域活動団体が管理している防災倉庫があります。


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地域の防災部でも、人手が足りず防災倉庫が管理できない状態で困っているとのことで、PTAを集めて整頓作業をすることにしました。

でも、倉庫整理をしていて「これはぜひ、この地域に住む人にも知っておいてほしい!」と思うことがあったので、防災に関するイベントを実施することに。


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実施に当たって、役所へも相談してみたところ「防災グッズを参加見込み人数分ぐらいは供出しますよ」と言っていただき、倉庫見学時に、お土産にすることもできました。

イベントの実施には予算消化の目的もあったのですが、結局ほぼお金を使うことなく、皆さんの協力でにぎやかなイベントになりました。

そして、いろんなブースを回ってスタンプを集めると駄菓子セットがもらえる、という仕組みを作って一番見てほしかった防災倉庫見学という地味なブースにも、参加者の方に来てもらえるようにしました。

すると、倉庫を見た来場者の反応は……?


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倉庫を整頓して、物資が全く足りない……!と気づいたんです。

その後、地域の方たちと一緒に防災倉庫の管理をしたり、PTAも一緒に防災について取り組むようになりました。

それでもやはり、手ぶらでも避難所に行けばなんとかなる、とは言えません。


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避難所に行ったら、何が用意されているのか?どうなるのか?っ意外とわからないですよね。

避難所は誰がどう運営するの?だとか、地域や避難所によってさまざまだと思います。

役所の人も、うちの近所の場合は電車通勤だったりするので、結局いち早く駆け付けられるのは地域住民なんですよね。


気になった方は、ぜひ地域の防災について調べたり、避難所の状況を確認してみてほしいと思います。

それが無理でも、まずは備蓄ですね!

各家庭の備蓄があれば、避難所の備蓄を食いつぶすことがなくなるかもしれません。

どこに住んでいても、家庭での災害対策は、やってやりすぎることはないのだ、と実感しました。

防災イベント実施の際は、実際に一歩動き出してみると、思いがけず色々な人が手助けてしてくれて、周りの方々に感謝することがたくさんありました。


もし、この記事を読んだ誰かが、その一歩を踏み出してくれるととてもうれしいなと思います。その一歩が、いつか地域の人を救う一歩になるかもしれません。

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※ この記事は2024年08月31日に再公開された記事です。

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