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公開 2015年07月15日  

人生、笑った者勝ち!人生を豊かにする笑う力・笑わせる力を育もう

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おもしろい人とつまらない人。どちらが魅力的でしょう?人生、笑った者勝ち!子どもの成長の過程で必要な「体力・学力・道徳心」に加え、「笑う力・笑わせる力」こそ人生を豊かにしてくれる不可欠な要素ではないでしょうか。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30703000011

「勝ち組」「負け組」ってなんだ?

小学校低学年の息子から問いかけられた素朴な質問。

「ねぇねぇ。勝ち組って何?」

私は、「どこでそんな言葉を聞いてきたんだろう?」と思いつつ、こう答えました。



一日のうちで、「笑った回数」が「むかついた回数」より多い人が「勝ち組」。毎日むかついてばかりいる人は「負け組」だね。だから、つまらないことでいちいち怒ってばかりいると負け組になっちゃうよ。



我ながら「思い付きにしてはうまいこと言えたぞ。」と思った直後、息子に、「じゃあ、母ちゃんは負け組?」と返されてしまいました(笑)



一般的に、「勝ち組」=「他人より優れている。お金をたくさん持っている。」というイメージがあります。確かに、優れた能力や財力は豊かな人生を送るうえで必要ですが、それだけではないと思うのです。「裕福な家に生まれ、成績は常にトップな子」でも、「毎日ムカつくことばかり。」では残念です。今日は負けでも、明日には逆転勝ちする可能性なんていくらでもあります。心が満たされていれば誰でも、笑った者が勝ちなのだと私は思います。

1日1回、子どもを笑わせよう。

あなたは、1日に何回お子さんを叱りますか?「叱った回数と同じ分だけ笑わせてあげてください。」とまでは言いませんが、たくさん怒ってしまった後は、笑顔で気持ちをリセットしましょう。お母さんがいつまでもムスッとしていると、子どもにとっては恐怖と苦痛そのものです。「笑い」は、そんな緊張感を解きほぐしてくれるよい薬です。



子どもを笑わせる手段は言葉だけではありません。おかしな絵を描く。おかしな顔・ポーズをする。その顔とポーズで追っかけまくるなど。追いかけられると、子どもは大喜びで逃げます。まして、変顔で追いかけられたら爆笑必至です。お父さんにもぜひ協力してもらいましょう!

ユーモアセンスを身に付けよう

「人を笑わせる力」を持っている人は強いです。ユーモアセンスは、現代社会を生き抜く上で大きな武器になります。それは話術だけに限ったものではありません。話すことが苦手な人でも様々な手段で表現できます。



物、文章、芸術、アイデア、人…どれもユーモアを取り入れることによって、より魅力的になります。例えば、高性能な商品、優れた文章、素晴らしい作品、近寄り難い美人、賢いイケメン。これらに、ほんのちょっぴり「おもしろ要素」をプラスさせるだけで、グッと親しみやすく愛されるものに進化すると思いませんか?



私は子どもたちに「優秀になりなさい。」ではなく、「おもしろい人になろうね。」と言っています。ユーモアセンスを磨くことは、コミュニケーション能力の向上にもつながります。子どもが成長するうえで体力や学力を伸ばすことは大事ですが、同等に、コミュニケーション能力は人が生きていくうえでとても大切な要素です。お子さんと関わり合いながら「遊び」と「笑い」を通してコミュニケーション能力を高めていきましょう。

「人を笑わせる力」を育てるには?

ここまで子育てと笑いについて偉そうに語ってきた私ですが、残念なことに専門家でも何者でもないただの主婦です。人に胸を張れるような立派な子育てができているわけでもありません。文章力と説得力にはやや欠けるかもしれませんが、これだけは自信を持って言えます。



「失敗や苦しいことを笑いに変える力」、「人を笑わせて元気にする力」を持ち合わせている人は、どんな逆境に追い込まれても、たくましく生きていけるのではないでしょうか。笑いの無い人生なんて、お金の無い人生より淋しいものです。



そんな、お子さんの「笑う力・笑わせる力」を育てるには…?専門家ではないので確かなことは言えませんが、とにかくお子さんと話し合い、笑うことだと思います。家庭が「安心して笑える場所」であること。学校や幼稚園で笑えなかった日も、家に帰ったら「大笑い」でお子さんの心を浄化してあげられるといいですね。



人生、笑った者勝ちです。「笑う力」「笑わせる力」を育みましょう!

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