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公開 2021年12月24日   更新 2021年12月25日

年末年始は脳内もドタバタ!「海外在住者のお正月、おせち料理はどうする?」問題

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海外子育てだからこそ!?日本文化を気にしすぎるループが発生……。


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まいどおおきに!「木を見て森を見ず(=些細なことにこだわりすぎると本質を見落とすことがある)」系オカンのさとえみです。

メリークリスマス!……そして、もう年末ですね。

まだまだ忙しく走り回っている人も多いことでしょう。


私のように海外で子育てしている身にとっても、忙しさのピークです。

いえ、「悩みのピーク」と言ってもいいかもしれません。

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海外在住者のお正月。どのようにするのが“正解”?


我が家は国際結婚で、ベルギーに住んでいます。

子ども達はお寿司は好きですが、そこまで日本食に親しんでいるわけではありません。

「だったら、日本人でも年に一度しか食べない正月料理を作るより、簡単にパンとチーズとハムで元旦を迎えてもええんやな〜い?」などという悪魔の囁きが聞こえてきます。

「だからこそ、日本文化を感じられるおせち料理を作ってあげるべき!」という天使(?)の声も聞こえてきます。


日本でも、おせち料理は自分では作らずに買うという人が増えてきているみたいですね。

ベルギーでも買おうと思えば買えるので、お金さえあれば「作る」というハードルは乗り越えられるものの……。

それでも、子どもたちに対して「食べ慣れていないものを食卓に出す」「日をまたいで同じものを食べ続ける」というハードルが残っています。

海外で注文する日本食は、総じて金額も大きくなりますので、食べ残されるダメージはかなりのものです。

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かといって、時間をかけて手作りした後に食べ残しが発生するのも、また精神的につらいものがあります。

「子どもたちが喜んで食べ続けてくれる特別なもの」という考え方でいくとお菓子に行き着くのですが、だったら子ども達は和菓子よりも洋菓子の方が好き。

特に、お国柄としてチョコレートが大好きなので、「だったらそれを用意すべき?」など思考がぐるぐると回ってしまうのです。


いやしかし!

確かお正月のおせち料理には「普段料理を作っている主婦を、三が日くらいは休ませましょう」的な意味もあったハズ!

そんなおせち料理のためにこんなに悩むのは、本末転倒。

いざとなればパンとチーズとハムでええじゃないか!

でもでもせっかくのお正月やし何か特別なことをしたい!

特別なことをするなら子ども達にも印象に残ることがしたい!


……こうして、“木ばかり見る系オカン”の悩みはループしつづけるのでした。


年末といえば、おせちの他にも、大掃除や年賀状の用意など悩みは尽きないもの。

料理のことだけでこんなに悩んでいるのは、ある意味贅沢なのかもしれません。


「家族全員が健康でいられたら、他には何もいらない!」とドーンと構えていられるようになるまで、グルグル悩み続けたいと思います。


ほな、良いお年を!

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※ この記事は2024年09月30日に再公開された記事です。

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