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公開 2015年07月30日  

使用済み天ぷら油で石けんを作る方法!子どもと一緒にエコ体験!

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使用済みの天ぷら油で家庭用の液体石けんが作れます。食器洗い、掃除用といろんなところで使えますよ。今回は、使用済み天ぷら油で石けんを作る方法をご紹介します。子どもと一緒にエコについて考えるきっかけにもなりますので、試してみてくださいね。


使用済み天ぷら油で液体石けんをつくろう

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液体石けんを作る際に必要な道具とスケジュールを紹介します。



~道具~

・油を熱するための鍋

・温度計(200度まで計れるもの)

・約15Lのバケツ

・攪拌用の木製の棒



~材料~

・使用済み天ぷら油 1L

・苛性ソーダ 150g(苛性ソーダは薬局で購入できます。劇物なので印鑑・免許証などが必要になります。値段は500gで約500円くらいです。)

・匂いが気になるようだったら香り用のオイル



~苛性ソーダを扱うための注意~

苛性ソーダは劇物なので作業を始める前に、長袖・長ズボン・エプロン・手袋・メガネを着用します。また、化学反応の際にガスが発生するのでなるべく屋外で作業します。屋内で作業する際は古新聞を敷いた上に容器を置き、換気を充分にしてから作業します。



~石けん作りの基本作業スケジュール~

液体の石けんにするため約2週間作業しますが、一回の作業が短時間なので苦ではありません。

1日目 1回目の作業

2日目 休み

3日目 休み

4日目 2回目の作業

5日目 休み

6日目 休み

7日目 3回目の作業

8日目 休み

9日目 休み

10日目 4回目の作業

11日目 休み

12日目 休み

13日目 5回目の作業



この後1ヶ月ねかせて出来上がりです。

1回目の作業

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1、使用済み天ぷら油を鍋に入れ90度から100度になるまで加熱、100度以上になるとお湯を入れたときに泡が吹き上がりすぎてあふれてしまいます。



2、熱した油をバケツに入れ苛性ソーダを入れます。苛性ソーダは空気中の湿気を吸い取るので計ったらすぐに入れてください。(上画像参考)



3、攪拌棒で約10分よくかき混ぜます。



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4、「3」に熱湯1Lを「静かに」注ぎます。注いだとたんにガスと泡が吹き上がってきます。ガスを吸わないようにしましょう。



5、泡が鎮まってきたら(上画像参考)攪拌棒で30分しっかり混ぜます。ちゃんと混ぜないと失敗するのでしっかり混ぜましょう。



6、混ぜ終わったらフタをして雨の当たらない暖かいところにおいて、化学反応を進めましょう。 

2回目の作業

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ここからはガスが発生しないので屋内での作業でもOKです。



1回目の作業から1日から2日おいて見て見ると二層になっています。上は泡が固まったようなものになっているのでこれをあらかじめほぐしてから、熱湯1Lを注ぎ全体が均一になるまでよくかき混ぜます。攪拌が終わったら、またフタをして暖かいところに置いて化学反応を進めます。

3回目・4回目の作業

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~3回目の作業~



2回目と同様の作業を同じように繰り返します。作業が終わったらフタをして暖かいところに置いて化学反応を進めます。ここら辺から若干層の境目があやふやになってお湯を入れて混ぜると、上画像のようになります。



~4回目の作業~



3回目と同様の作業を同じように繰り返します。作業が終わったらフタをして暖かいところに置いて化学反応を進めます。

5回目の作業以降

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~4回目の作業~

3回目と同様の作業を同じように繰り返します。



ここで作業は終わり。雨の当たらない暖かいところに1ヶ月ほどねかせて使用できます。

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ねかせたら使いやすいように空のペットボトルに詰め替えて保存しています。



我が家ではさらに半月ねかせてから使用。7月に作って9月に使用できるようにしています。苛性ソーダは強アルカリ性です。油と水で化学反応させて夏の猛暑で反応を早まり、環境や手に優しい石けんを作ります。





いろんなところでの使用

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手作りの液体石けんは、合成洗剤のように少しの量で汚れを落とすことはできません。なのでポンプはシャンプー用のボトルを100均で購入して使用しています。



上画像はキッチンでの使用例ですが、お風呂掃除やトイレ掃除、靴を洗うときにも使っています。1Lの使用済み天ぷら油と苛性ソーダ150g約150円で約1年分の液体石けんを作ることが出来ます。

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