中学の時も、大学の時も合格通知を受け取った時に父がそんな風に喜んだことがなかったので驚きました。
今までの受験経験の中で、最も難関校である大学院への受験だったからとても喜んだのかと思っていました。
受験を頑張って成果を出せたおかげで、ちょっとした親孝行ができたぐらいの気持ちでいたけれど……。
今振り返るとあの父の喜びは、難しい受験を制したからではなかったのです。
焦って再就職を急ぐことも、焦って周りから置いていかれないように追いかけることも、病み上がりのわたしには負担が大きいと心配していたのでしょう。
そんな親心を、親になった今ひしひしと感じるのです。
わたしが今、子どもたちに感じること。
子に幸せになってほしい、健やかに過ごしてほしい……そんな願いを当時の父も持っていたのかなぁと思います。
ギュルルル、またトイレ……。お腹の弱さは、息子にも受け継がれてしまった!
おなかが弱い親子の話です。...