夏休みは、子どもにとっては自由にできるので、きっと楽しみにしている子どもも多いと思います。でも、親にとっての夏休みとはどういうものでしょうか。私も一人の親として、 子どもがずっと家にいるのは、 自分の時間がなく、 実は夏休みの方が普段よりもしんどい気がします。
子ども達は、親が何も言わなければ、だらだらと過ごしがちです。しかし、親が何か言っても、だらだらと過ごします。困ったものですね。
さて、ここで単純に「嫌だ」と思うのではなく、どうして子どもがだらだらと長い休みを過ごしがちになるか、視点を変えて考えてみましょう。親が「子どもはだらだらして過ごす」と思っているから、だらだら過ごしている部分もあるのではないでしょうか。
「信じる」ということは、とても力のいることです。子どもの可能性を信じてみませんか?子どもも無限の可能性を持っています。親が子どもにできる最も大切なこと。それは、子どもを信じること。ありのままの子どもを認め、信じることです。親から信じもらって育った子どもは、 自分自身を信じることができる人間になります。
子どもの力を信じて、引きだしてサポートするのが親の仕事です。この夏休み、親は子どもの方向をしめす“灯台”になってみてはいかがでしょうか。
元小学校の先生・心理カウンセラーが伝授!夏休みのだらだら撃退法
3,949 View長い夏休み、正直「憂鬱」と感じているママもいるのでは?どのように過ごすと親子でHappyに過ごせるのでしょうか。元小学校の先生であり、心理カウンセラーのママ先生が、夏休みのだらだらを撃退し、親子でにこにこHappyに過ごすための心の持ち方をご紹介します。
親は子どもの方向をしめす“灯台”です!
だらだらを撃退せよ!
子どもがだらだらしてしまうのは、見通しが立っていないのも大きな原因です。夏休みが始まる前には、子どもに次のことを考えるように促してみてください。
*夏休みのあとどのような自分でありたいか?
(What do you want to be?)
*夏休みに何をしたいか?
(What do you want to do?)
*夏休みのあと何を得たいか?
(What do you want to have?)
子どもの(Be/Do/Have)計画をもとに、 一緒に夏休みの計画を立ててください。ここで大事なのは、 最終決定を子どもに任せること。子どもが自分で決め、 自分の夏休みを自分自身に責任を持つように伝えます。親は、子どもが決めた計画がちゃんとうまくいっているか、タイムキーパー的な役割をしましょう。
「~はどうなっているの?」と時々進行状況を確認してください。そして子どものことを信じ、子どもの行動を応援をしてください。見通しを持たせ、信じることが最高のだらだら撃退法になりますよ。
親が立派でなくっても良い!自分の持ち味を生かす大切さ
子どもにとって、とても楽しい夏休み。でも親にとっては、子どもとどう過ごすか、どうつきあうか頭の痛いところです。
いかなる人間関係でも、 適度な車間距離をもつことは、とても大切です。子どもにとっても、 親にずっと勉強しているか監視されてもつらいですし、 親にとってもしんどいです。親にとっても、子どもにとっても心地よい距離を保つことが一番です。
心地よい車間距離をとるには、 親が精神的にも自立していなくてはいけません。親自身が、自分自身をかわいがって、 感情を安定させることが大切なのです。
親自身が自分自身を認め、好きになると、 子どもだけでなく、あらゆる人と適度な距離をもって、楽しくつきあえます。まず、自分自身が何を感じているか、 心の声を聴いてみてください。親だから「~すべき」、 子どもだから「~すべき」という考えは捨てて、 一人一人の人間として、つきあってみてはどうでしょう。
親が立派である必要はありません。それぞれ自分の持ち味をだして、 日々過ごすことが一番良いのではと思います。自分が楽しいと思えるように、長い夏休みを過ごして下さいね!
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