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公開 2015年06月20日  

雨の日こそポジティブに過ごそう!雨の日の過ごし方で子どものレジリエンスを育む方法

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雨の日は人生の楽しみ方を身につける絶好のチャンス!人は、子ども時代に、自分らしい感覚や感性を身につけます。「どんな環境でも楽しめる」ポジティブな生き方は、日々の何気ない暮らしの積み重ねによって培われるもの。雨の日こそ、ポジティブに過ごすことで子どものレジリエンスを育むことができます。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28144027004

雨の日こそポジティブに過ごそう

雨の日って、荷物も多いのに傘をささなければならないし、子どももぐずるし、出かけるのも憂鬱になり、空と同様に気持ちがどんよりとしますね。おまけに、連日雨ともなれば、子どもは家の中で発散し出すのだから、輪をかけて大変!



でも、大人の事情は棚に上げて、子どもの未来へと視点を広げて考えてみましょう。これから長~~い人生を送る子どもたちにとっては「雨の日?最高じゃん!」というポジティブな感覚を身につけた方が、断然、楽しく生きられると思うのです。



なぜかというと、そういった感覚は、雨の日に留まらず、困難な出来事や難しい状況におかれたときの前向きな感情やストレスへの対処にもつながるからです。親の保護から離れ、子どもが自分一人で乗り越えなければならない「人生における雨の日」は、これから様々な形で何度も訪れます。



そんな時、前向きに乗り越える力=レジリエンスが身についていれば、心折れることなく前に進むことができるのです。自分の思い通りにいかない「雨の日」の過ごし方やそこで培った発想の転換こそ、子どもにとって貴重な経験の一つとなるはずです。

雨の日はネガティブになりやすい

ところで、ご存知ですか?「日本の日本は年間降水日数世界ランク13位。でも、傘の所持数は世界1位!」



なぜでしょう?少しでも雨に濡れると不快に感じる人が日本人には圧倒的に多いからなのですね。



これは、子どもの頃から培った感覚。身近な親の様子を見たり、雨の日には叱られることが多かったり、濡れるとすぐにお母さんが拭いてくれたり。そんなことから「雨の日はつまらなくて厄介なもの」というイメージや「雨に濡れると気持ち悪い」という感覚が自分の中で強調されていくのでしょう。



そういえば、雨の中で泥んこで遊んでいる子、雨の音をじーっと聴いたり、雨の様子を眺めたりする子、最近あまり見かけませんね。一見、無駄に思われるような遊びの中で、子どもの全身の感覚や思考は、フル回転!そういった遊びのすべてが心を豊かに耕すための宝の時間。雨の日も、少しだけゆとりをもって、お子さんの遊びを見てあげてくださいね。





一番大事なのは親が雨の日をポジティブに過ごすこと

お子さんが会社のリーダーになったとして、その未来を想像してみましょう。



「雨の日っていいよね。楽しくて心踊るんだ!今日もやる気出していこう!今の困難な状況を必ず突破して、3ヶ月後には祝杯をあげよう!」



そんな、心の底からポジティブな言葉をかけられる人に育っていてほしいですね。そのためにも、家族で雨の日をポジティブに過ごし、お子さんの雨の日のイメージに、明るくあたたかい印象を刻んでいきましょう!

でも、もし親であるあなたが憂鬱な気分から抜けられないときは?意識して自分自身を楽しい気持ちに転換させる習慣を身に付けてしまいましょう!



・人は笑顔の表情をつくると、脳が勝手に「今は楽しい」と勘違いして、だんだん気持ちがアップしてくる(微笑むだけでもOK!)

・両腕を高く突き上げて胸を張るだけでも「やる気があるんだ」と判断した脳がやる気スイッチがオンになる



試しにお子さんの前で、外を見ながら大きな声でこんな風に言ってみてください。「やった〜!雨さんいっぱい降ってくれて、ありがとう!草も花も虫も鳥も、みんな元気になります!稲も伸びてお米がいっぱーいできて、●●ちゃんのお腹がいっぱいになります!ありがとう!!!」



笑顔で、両腕を空に向かって高く上げて。気持ちはグンとアップしてくるはずです。

雨の日のたびに、ため息で一日をスタートするようでは、人生もったいないですよね。梅雨の時期こそ、親子で、ハッピーライフを送りましょうね!

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