様々な場面でグローバル化が叫ばれる時代。
2020年からは小学校でも本格的な英語教育が始まりました。
やっぱり世界の共通言語ですから、英語によって広がる世界ってあるだろうなと思います。
ということで私自身、今まさに英語を勉強中!
英語が話せるようになって海外を自由に旅したいという憧れを捨てきれず、娘が算数を習っている学習教室で、子どもたちに混じって高校英語を習っています。
娘も一緒に勉強して、いつか英語を話せるようになってくれたらな。
そして母子2人で海外旅行に行きたいな!という夢を抱いています。
これまでさまざまなタイミングで娘に「英語習ってみる?」と提案してきました。
娘が通っている学習教室では英語も学べるため「算数と一緒に英語も習う?」と言ってみたり
姉が幼児英会話講師の資格を持っているので「おばちゃんに教えてもらう?」と言ってみたり。
けれど、その度に答えはノー!
「英語興味なーい」
「勉強したくな-い」と、ハッキリと断られていました。
無理に習わせることはしたくないし、娘からやりたいと言い出すときを待ちたい。
だけど、言い出すときなんかくるのかな~と半分諦めムードになっていました。
ところが、些細なきっかけが重なり予想以上に早くそのときがやってきたのです。
職業体験ができるレジャー施設で、娘が声優体験をすることになりました。
そのブースの主催が英会話教室だったことで、子ども向けの声優体験なのにセリフはすべて英語。
小学校1年生の娘も英語のセリフを言っていました。
これが意外に上手!
英語が苦手な私からすると、うんうん、英会話っぽいという感じだったのです。
持ち帰ったDVDを夫にも見せたところ、彼も「すごく発音いいね!」とベタ褒め。
英語が得意なパパに褒められたことで自信をつけ、その夜は繰り返しセリフを言って聞かせてくれました。
最近、娘がハマッているのがラジオ英会話。
時間になると遊んでいる手を止め、ラジオのスイッチを入れテキストを開きます。
きっかけはラジオ英会話を軸に展開されていく朝のドラマです。
もともと英語勉強中の私が始めたのですが、書店で小学生英会話のテキストを見つけた娘が
「私もママと一緒にやる!」と言い出したのです。
じつは私は放送が忙しい時間帯だったこともあり、すぐに離脱してしまいました。
対して娘はご機嫌に継続中!
そこで試しに「英語習ってみる?」と聞いてみました。
しかし、やっぱり答えはノー!
「英語は遊びだから勉強にしたらイヤになっちゃう!」とのことでした。
なるほど。
納得できる返答に、すぐに引き下がったのでした。
冬のオリンピックが始まったときのこと。
2人でテレビにかぶりつき試合を見守っていました。
海外選手たちが英語で話していたり、日本人選手なのにコーチと英語で会話しているのを見て娘は「かっこいい」と思ったようでした。
オリンピック期間中に雰囲気だけの英語を話すようになったのです。
たとえば「ペラペラ~マミモメ、パリマリーデ!チュラ?」など。
まったくもって意味不明ですが、そういえば私も子どもの頃、外国人に憧れて英語風の音を発していたな~と思いだしたのでした。
娘と同じ学習教室で約1年間英語を勉強した末、英検を受けることになった私。
試験が迫るなか夫と英検の話をすることが増え、面接の練習をしてもらうことも。
パパとママが英語で会話し始めたことに疎外感を感じた娘は、知っている英単語を使って会話に入ってくるようになりました。
もちろん、家族間での英語はどんなに下手でも通じます。
自分でも英語が話せる気分になったようでした。
試験を終え無事合格した私が、上の級を目ざすために学習教室の進度表を見たところ、娘が近づいてきて言ったのです。
「私が英語始めたら何年生くらいに英検受けれる?」
英語を始めたら…という言葉にピンときた私は即座に「英語習ってみる?」と質問。
すると、すんなり
「うん、習う!」と答えました。
少し前まであんなにハッキリと習いたくない!と言っていたのに短期間で気持ちが動いたようでした。
早速、英語の体験入学に行きました。
体験学習を終えた娘は
「楽しすぎたー!」
と大興奮!
帰るなり3日分の宿題をいっきに終え、その日の夜にはなんと寝言で「キャーット!」と、英語の発音練習をしていたのです♪
子どもの好きを伸ばすためには「興味を持ったタイミングを見逃さないことが大切」と言われることがあります。
アンテナを張っているからこそ、気づけることってあるんだな。
娘の可愛いらしい寝言英語を聞きながら、1人ニンマリした夜でした。
海外2人旅の夢に向け、親子での英語学習頑張っていきます!