今や存続危機!?地元こども会への入会が「そうなの!?」の連続だったのタイトル画像
公開 2022年03月21日  

今や存続危機!?地元こども会への入会が「そうなの!?」の連続だった

40,141 View

私が子どもの頃は地域のほとんどの小学生が入会していた子ども会。今は少子化だしもう廃止されているのかも…と思っていたとき、お友だちからのお誘いで入会することに。我が家が入った子ども会のシステムや、活動内容をご紹介します。


昔はほぼ全員の子どもが入会していた!


小学生の子を持つ地域の保護者たちで運営する子ども会。

今から約30年前。

私の地元では町1つごとに1つ子ども会があり、ほとんどの子どもが小学校に入ると入会していました。

私も子どもの頃は入会していて、季節ごとの催しや、年齢の異なる子との触れ合いが楽しかったのを覚えています。


一人っ子の娘にはできるだけ異年齢の子と接する機会を作ってあげたいなと思っています。

そんなこともあって、同じ小学校のママさんから「子ども会に入会しない?」と誘われたときは、ふたつ返事でOKしました。


今や存続危機!?地元こども会への入会が「そうなの!?」の連続だったの画像1
pixta_48200133_S

存続危機!?最近の子ども会事情


私と娘が入会した子ども会には、現在16名の子どもとその保護者が在籍しています。

ほとんどが高学年で、低学年は私たちが入会するまで1組だけ。

まさに存続の危機だったようで、私たちの参加を大歓迎してくれました。

以前は1つの町の住民だけで成り立っていたけれど、会員が減ったことで隣接する3つの子ども会が合併したそう。

少子化の影響だったり、保護者の仕事や子どもの習い事が忙しかったりで、近頃はどこの子ども会も存続危機に陥っているようです。


運営資金は1人年間500円の会費と月に1度の資源回収の収入。

資源回収は各家庭の持ち回りでパパさんたちがメインで行ってくれるということでした。

ママさんたちの仕事はイベントの企画や会計、準備など。

主に6年生のママさんが業務を担ってくれるので、入会して数年は当日の準備以外あまりお手伝いすることはないようでした。

遠足や運動会など、年に4~5回ほどのイベントが開催されます。

現在のような情勢になるまでは、運動会でパン食い競争をしたり、夏に相撲大会をしたり。

昨今では少なくなった昔ながらの催しがあるのが子ども会ならではの魅力です。

自粛要請の影響で1年ほどは休止状態だったようですが、昨年秋、久々に活動再開されたため娘と一緒に参加してきました!


今や存続危機!?地元こども会への入会が「そうなの!?」の連続だったの画像2
pixta_2077726_S

初参加は地元のアスレチック!


まずは秋の遠足に参加しました。

場所は家族でも何度か行ったことのある、地元の山にあるアスレチック。

ゴールまでに2~3時間はかかるハードなコースです。

子どもたちは4グループに分かれてチャレンジしました。

娘は1年生なのでグループのメンバーは全員年上。

6年生の子どもたちが優しくサポートしてくれました。

兄弟も、身近な”いとこ”もいない娘は、学年の離れたお兄ちゃんお姉ちゃんに面倒を見てもらえるのが嬉しかったようで、ずっとご機嫌。

みんなに負けないよう必死にくらいつき、いつもなら3時間以上かかるコースを2時間半でゴールしました!

帰宅後も

「楽しかったー!絶対続けたいー!お願い、ママ!」

と、せがんでいました。


今や存続危機!?地元こども会への入会が「そうなの!?」の連続だったの画像3
pixta_83346769_S

大盛り上がりのクリスマス会!


遠足の数週間後、公民館でクリスマス会が開催されました。

まずは〇×クイズ。

広い部屋をロープで○と×に区切り、クイズが出題されたら答えだと思うほうに移動します。

有名なゲームですが娘にとっては初めての体験!

出題されるたびにダッシュして、回答を待つ間もジャンプ!ジャンプ!

大興奮でした。


その次は、ジャスチャーゲーム。

パパたちが照れながら身振り手振りでジェスチャーをしてくれました。

お友だちのパパがスケート選手や動物などの真似をしているので、子どもたちは大爆笑!

大盛り上がりでした。


今や存続危機!?地元こども会への入会が「そうなの!?」の連続だったの画像4
pixta_70911115_S

子ども会活動は、貴重な経験になるはず!


低学年から高学年まで楽しめるよう練られた企画や、スムーズに進行するように整えられた会場。

準備をしてくださった6年生のママさんたちには頭が下がる思いでした。

テンション上がりまくりの娘を見て入会して良かったと思う反面

「保護者は大変だろうな~、数年後、自分にできるかな」

といった心配も湧き上がってきました。

でも、年齢の違う子どもたちと触れ合ったり学校や家ではできない遊びを体験したり、子ども会ならではの活動はきっと貴重な思い出になるでしょう。

娘がゲームやクイズに飛び跳ねながら喜ぶのも小学生の間くらい。

無邪気でいてくれるあと数年を噛みしめながら、親子で子ども会活動を楽しんでいこうと思います!


※ この記事は2024年10月28日に再公開された記事です。

Share!