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公開 2022年04月23日  

慣らし保育、あまりの泣きっぷりは先生の間で伝説に。5年経った今……

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5年前に認可外から認可保育園に転園。慣らし保育で毎日大泣きだった次女も、この春ついに小学生になりました。


保育園で伝説を残した春から5年


5年前の春、長女2歳、次女が1歳の時に認可外の保育園から、自宅近くの認可保育園へ転園が決まりました。

当時のわたしは既に仕事復帰をしていたため、出来る限り最短での慣らし保育を希望していました。

転園前の保育園には半年間通っていたのですが、その頃ちょっとゆっくりめの人見知りがはじまっていた次女。

大丈夫だろうかと不安に思っていたところ、嫌な予感は的中。

次女は、これまで見たこともないよな鬼の形相で毎日泣き叫び続けました。

最初の頃は給食の時間まで泣き続けてご飯が食べれなかったので、毎日午前中まででお迎えに。

わたしの希望も虚しく、次女が新しい保育園に慣れるのには時間がかかり、慣らし保育は伸びに伸びて1ヶ月以上もかかってしまいました。

あまりにも毎日泣き叫び続けるもんだから、後に担任を受け持っていただいた先生からは

「それまでも保育園に通っていたなんて嘘だと思った」

と笑って言われました。

それほどまでに、先生たちに強烈なインパクトと伝説を残した次女。

そんな次女もこの春、保育園を卒園しついに小学生に!


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成長がゆっくりな次女に悩み、先生と一緒に乗り越えた5年間


早生まれで周りに比べて体が小さく、発達も少しゆっくりめだった次女。

次女の子育てで、一番悩まされたのが「食事」でした。

食が細く体力も少なかったため、給食の時間には眠たくなってしまい、なかなか完食できず。

保育園でだけでなく帰宅後の夕食も同様に食事が進まず、食べてくれないことへの苛立ちや、栄養不足にならないか心配で頭を抱えました。

夏場には運動量に対して食事が少ないため、体重が減少してしまうことも。

年に2回行われる個人懇談で何度も先生に相談し、色々工夫をして、一緒に考えてくださいました。

量を減らして完食を体験させる、大きさを小さくして飲み込みやすくする、汁物と一緒に食べて飲み込みやすくするなど。

園でも眠たくなったら、給食中でも園のなかを散歩させてもらっていました。

何年もコツコツ積み重ねて、年長さんにはついに眠たくならずに給食をペロリと完食できるようになりました。

次女は次女なりに、ゆっくりと自分のペースで少しずつ成長をしていきました。


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今では周りを笑顔にしてあげられる存在に


5年前の春、毎日大泣きだった次女は笑顔がトレードマークのクラスのムードメーカーに。

感受性が豊かで正義感強く、お友達が泣いていたら自分も一緒に泣いちゃうことも。

お友達のことも、先生のことも、みんな大好きな次女。

卒園の寄せ書きにあったクラスのお友達からのメッセージで、次女の良いところは「みんなを笑わせてくれるとこと」との言葉が。

毎日泣いていた次女が、今ではみんなを笑顔にしてあげられる存在になっていました。

5年間の涙でいっぱいだった慣らし保育、こんな日がくるなんてあの時は考えられませんでした。


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焦らず次女の成長を見守ってあげたい


この春、次女は5年間お世話になった保育園を卒園しました!

小学生になることをずっと楽しみにしていた次女。

不安なことと言えば、卒園ギリギリまで下の学年と一緒にお昼寝をしていた次女は

「小学生になったらお昼寝ができないのがイヤだな」

と言っていたこと。

小学生になっても、たくさん悩みや不安は尽きないと思います。

そんなときは、この5年間での次女の成長を思い出して「次女には次女のペースがある」と、焦らず見守ってあげたいです。


※ この記事は2024年10月20日に再公開された記事です。

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