その背中を見送りつつ

「世間的に見た『小学生らしくない』時があっても大丈夫。あなたはあなたで大丈夫だよ」

と思った私。

「~らしい」という言葉のおかげで、ちょっぴり気が引き締まってやる気が出る時もありますが、言葉に縛られすぎてしまうのは逆効果。


私自身、結婚して子ども達を産んでから同じような言葉を言われることがありました。

「ママだから、子どもの様子がすぐに分かるのね」
「さすが! ママが抱っこしたらすぐに泣きやむね」

など、褒め言葉で言ってもらう言葉でも、少し窮屈に感じてモヤモヤしたことを思い出しました。

「ママだけど」分からない事はあるし、「ママだけど」嫌がられることもあります。

言葉をかけられて「褒めてもらったんだ!」と嬉しい気持ちになる時もありましたが、肩書きや役割で決めつけられて自分自身を見られていないような気になってしまったこともありました。


「~らしい」という言葉の威力は意外と大きいもの。

ちょっぴりやる気になる時もあれば、役割に閉じ込められてしまうこともあるのかもしれません。

子ども達のその日、そのときの様子を見ながら、使い分けていこうと思いました。