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公開 2023年02月26日  

公民館の親子が皆、思わずシーンとして聞きいった。先生が歌う、短い曲

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出産したら、かわいい赤ちゃんとの穏やかな日々が始まると信じていた私。
いざ出産してみると、泣き続ける娘との2人きりの生活に、閉塞感を感じるように。
「このままでは気が滅入ってしまう!外に出よう!」と、ある公民館のイベントに参加してみると……


想像とちがった、赤ちゃんとの生活


私は出産を機に、6年間勤めた会社を退職しました。

切迫早産、仕事の引継ぎ・退職、妊娠糖尿病、切迫流産といろいろとあった妊婦の時期。

産後は、生まれてきた娘と穏やかな時間を過ごせると思っていました。


しかし実際に娘との生活が始まると、夜泣きが続いたり、私の姿が少しでも見えなくなると泣き出したり、抱っこで寝たのに布団にうつしたら起きてしまったり……。

洗濯物を干したりトイレに行くことすら、走って行って帰ってくるような生活が始まりました。

ちなみに、夫はとても家事育児に協力的で、義実家も実家も電車で数駅。

客観的に見ると、私はとても恵まれた環境なのは頭では分かっていました。

けれど、日中ほぼ大人と喋らずに気が張っている日々が続くと、いつの間にか閉塞感を感じてしまっていました。

今は「もっと気楽に育児を楽しめばよかった」と思えますが、当時の私は毎日が必死。


娘はとても大切で愛おしい存在ですが、このままでは私の気がまいってしまいそう……!

そこで思い切って2人で出かけることにしました。


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外の世界に目を向けると、やっと気持ちが楽に


娘はとにかく活発で、元気いっぱい動き続けていました。

ハイハイでどこへでもよじ登り、ベビーカーはすぐに抜け出し、道路へもハイハイで突き進んでしまうような赤ちゃん。

全く目を離せませんでした。

赤ちゃんと一緒に電車に乗ったり、レストランに入って楽しそうに食事をしたりしている親子を見ると、信じられないほど。


まだハイハイの時期だったので公園の遊具などでは思うように遊べず、行けるところは公民館や児童館!

住み慣れた土地ではなかったので、近所のことはよくわかっていませんでした。

地図を広げて、抱っこ紐をしながら徒歩でも行けそうな公民館を徹底的にリサーチすることに。

暑い時期でなければ、片道20分くらいは許容範囲。

どこの公民館も月2回くらいで赤ちゃん向けのイベントを開催していたので、複数公民館を巡ることで週2くらいで出かけられました。

他にも常時開放している市の児童館を見つけ、イベントが無い時期などはお昼ご飯のお弁当を持って朝から出かけることも。

積極的に外にでかけ、心優しい職員さんに声をかけていただいたり、同世代の子どもを持つママとお話したりしていくうちに、徐々に肩の力が抜けて行ったのを覚えています。


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大好きな曲との出会い

※ この記事は2024年10月26日に再公開された記事です。

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