そんな中、とある公民館のイベントで、リトミックの時間がありました。
ピアノの先生が子どもたちと一緒に音遊びをしてくれるイベントで、親子で音楽に合わせて歌ったり踊ったり、楽しい時間を過ごしました。
そしてイベントの最後、先生が
「私が大切にしている曲を一緒に歌いましょう」
と、ある歌を教えてくださったのです。
「あなたが大好きよ とっても大好きよ お父さんとお母さんの たからもの」
たったこれだけのフレーズ。
でも、会場中の親子がシーンと聞き入っていました。
「さあ、みなさんで歌ってみましょう!」
ゆったりとしたメロディーに合わせて子どもを抱っこして歌いました。
さっきまで子どもたちの元気いっぱいな声が響き渡っていた公民館が、お母さんたちの優しい歌声に包まれました。
大好きなお母さんに抱っこされて、ゆったりした表情で脱力した様子の子どもたち。
それはそれは幸せな空間でした。
ずっと公民館中を高速ハイハイで動きまわっていた娘も、この時は私のもとにきて、ギュッと抱っこさせてくれました。
公開 2023年02月26日
公民館の親子が皆、思わずシーンとして聞きいった。先生が歌う、短い曲(2ページ目)
27,448 View出産したら、かわいい赤ちゃんとの穏やかな日々が始まると信じていた私。
いざ出産してみると、泣き続ける娘との2人きりの生活に、閉塞感を感じるように。
「このままでは気が滅入ってしまう!外に出よう!」と、ある公民館のイベントに参加してみると……
※ この記事は2024年10月26日に再公開された記事です。
#キーワード
おすすめ記事