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公開 2022年10月13日  

そ、そんなところで…!ナマケモノの驚くべき出産場所とは、どこでしょう?(2ページ目)

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動物の子育てが面白い!
『知るほど楽しい! パンク町田のゆかい痛快! 動物の子育ての世界』より、その内容の一部をご紹介します!


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ナマケモノは「高い木の上」で出産します!


まるでバンジージャンプ!


ジャングルに棲むミユビナマケモノの出産は、かなり驚きます。

ママは木の上など高いところで産み、赤ちゃんはへその緒だけで空中にブラーンとぶら下がります!

ママはヘその緒をたぐり寄せ、赤ちゃんを抱え上げます。

落ちることは死を意味するので、赤ちゃんはママのおなかや背中に抱きついて生活します。

ママが葉っぱを食べるときも、うんちをしているときも、水面を泳いでいるときも、 赤ちゃんは一生懸命しがみついています。


なまけるために進化してきた


1日に20時間も寝ているといわれるミユビナマケモノ。

陸上の最高移動速度は1分間で約2m。

ナマケモノたちは、なまけるために6600万年以上前から試練と 進化を積み重ねてきました。

普通のほ乳類の動物の首の骨が7個なのに対し、ミユビナマケモノ科の首の骨は8~9個。

首を動かすだけで広い範囲の食べ物を採れるよう、胸と背中を細くして首の一部にしています。

また、ほかの動物にはうまく養分を取りこむことができない繊維質の多い植物も、4つの胃で消化できます。


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生まれたての赤ちゃんがバンジージャンプ状態!

これには驚きました。

ちなみに、ナマケモノの妊娠期間は6~10ヶ月、哺乳期間は5ヶ月ほどなんだとか。


本書では他にも、驚くような動物の妊娠、出産、子育てのことがたくさん紹介されています。

全ページふりがながふってありますので、お子さんと一緒にも読むことができそうです。

ぜひお手に取って、ご覧になってみてください。



(編集:コノビー編集部 大塚)


※ この記事は2024年10月12日に再公開された記事です。

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