最近、叱らない子育てという言葉を良く聞きます。叱らなくても子どもは成長する、むしろ良い方に伸びて行くという理由があるようです。でも、一日子どもと過ごしていると、どうしてもイライラして怒ってしまいますし、また危ない時に叱ることは避けられないですよね。
怒らない叱らないというのは、子育てをしていて大変なお母さん達にとって時にストレスになることもあります。子どもの行動が親の我慢の限界を超えてしまったり、周りに迷惑だなと思う行動をしたりした時には、怒らないようにしていても咄嗟に怒ってしまうことがあると思います。
私の場合、とっても元気で活発な長男に、優しく「だめよ」と言っても全く聞いてくれない、どうやったら叱らない子育てが出来るのかと悩んでしまった事があります。
叱らない子育ての実践!子どもの個性を伸ばす我が家の「のびのび子育て」
6,279 View叱らない子育てという言葉を良く聞きますよね。でも、正直そんなの無理だよ!というお母さんも少なくないのでは?そこで今回は叱らない子育てを、のびのび育てると捉えてみることについてお伝えしたいと思います。子どもの「好き」を育てる事が、子どもの個性ものばすはず♪
叱らない子育ては難しい?
「叱らない」から、「のびのび」へ発想の転換
そこで、叱らないというより、のびのび育てると視点を変えてみることにしました。
私の場合、叱り始めると、「あれもだめ、これもだめ」と、一日中子どもの行動にストレスを感じ、まるで監視しているようにガミガミ言ってしまうことがありました。これではいけないと思ったのですが、かといって叱らない子育てというのはわが家の活発すぎる息子には難しい事でした。
集合住宅なので部屋の中で飛び降りたり、妹を泣かせたり、大声をだして走り回ったり。ほとほと困った時にであったのが、のびのび子育てをするということでした。
叱ってもいい、叱らなくてもいい、でもその前に今までの叱っていた事の基準を見直すことにしました。「子どもらしい行動」と思える最低ラインまで基準を下げる事で、私の叱る回数も減りました。
具体的にのびのび育てるとは?
では、具体的にのびのび育てるとは、どういう事でしょう。私が始めたのはまず、叱る基準を下げる事です。
例えば、部屋でうるさくしても、窓を閉めていたら良しとする。息子は4歳、娘は2歳なので、多少のけんかには干渉しない。こうすることで、娘の方も自分でお兄ちゃんに対抗できるようになりました。部屋で走り回ることは、よほど下の方に迷惑がかかる音でなければ、良しとしています。
次に、一日子どもにどのような声かけをしているか、朝から順に思い出してみました。
「早く起きなさい」「早く食べなさい」「準備しなさい、着替えなさい、テレビ消しなさい、片付けなさい」と、思い返してみれば『しなさい』と命令ばかりしていました。
これには、早く起きるために早く寝かせる、早く寝かせるために早く夕飯を済ませる、朝の準備をスムーズにするためにルーティン化することで解決するように心がけました。大人の働きかけで、こちらから言わなくても子どもが自分から動けるようになる環境を作る事が、いくつかあるかもしれません。
叱らない、制限しない、見張らない、注意しない、したいことをさせる。それが、のびのび育てるということに繋がってきた気がします。
のびのび育てるとどんないい事があるか
叱る基準を見直した事で、私の気持ちの面でも変化がありました。それは、「子どものうちしか無茶な事、ふざけたこと、周りの目を気にしないで思い切った行動をすることはできないので、今のうちに思う存分そういうことをして欲しい」と思うようになったこと。
大人になれば、社会の規範に沿って規律正しい社会人としての行動が求められます。心の赴くままに動ける子ども時代というのはとても素晴らしい時間だな、と思えるようになってきました。
また、叱る基準を見直した事で、逆にいけないことはいけないと、きっぱりと叱る事もあります。一言びしっと、目を見てしかります。
叱っちゃいけないと、親が我慢する。叱られちゃいけないと、子どもが我慢する。我慢はストレスを生みます。どちらも我慢をせずに、のびのび子育てできれば、日々が少しでも穏やかになるのではないでしょうか。また、のびのび育てていると、子どもがより自由になって、子どもは制限のない中でしたいことをするので、息子の好きなものが際立ってきました。
例えば、書くということ。今までは油性ペンは落ちないので駄目としていましたが、子どもテーブルを用意してそこでならよしとしたら、ぐんぐん描写力があがりました。ひらがなアルファベット漢字、絵本の中にあったロシア語まで書くようになってきました。この夏休みはこの「好き」を利用して毎日1,2ページの絵日記を書いています。
好きなことをよりのびのびさせてあげると、どんどん伸びて行きます。のびのび育てる事が、個性を伸ばす事に繋がってきました。
まとめ
いかがでしたか。
叱らない子育てと聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、のびのびと育てるという発想であればしっくりくる方もいるのでは?ぜひお試しくださいね。
1
胸に刻もう……5歳児が語る結婚条件があまりにも具体的でシビアすぎる。笑
コノビー名作集
2
「もしかして、息子は…」ADHDな自分の特性と向き合って、気付いたこと #3
【連載】ママはADHD (作:倖之すず)
3
追い詰められたママのイライラは、子どもに向かう。それを救ってくれたパパの言葉
とげとげ。
4
溺愛パパ、あやし方のクセがつよすぎる(笑)息子の可愛さに震えながら…?
桃ぐる
ボトルのラベルの向きを直してる!?銭湯で感じた子どもの成長っぷり
コノビー名作集
「最近…夫の様子がおかしい」夫にもついにできた!?アノお相手
コノビー名作集
いつも私がした家事一つ一つに「ありがとう」と言う夫。なぜなら……
コノビー名作集
とにかくやってみる!の尊さよ。息子きっかけで始めた石鹸生活で起きた変化
コノビー名作集
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
座ったまま「ママ、お箸は~?」と聞く息子に、パパがひとこと。
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい