福井県です!
「福井の水ようかん」として有名ですが、なぜ冬に水ようかんを食べられるようになったのでしょうか?
「丁稚(でっち)が帰省時に持ち帰ったお土産」を起源とする説があります。
「丁稚」とは、江戸時代、生家を離れ商家に住み込んで働く子どものこと。
かつて福井県から京都の商家に働きに出た子どもたちがお正月に帰省した際、水ようかんを持ち帰ったというのです。
こうした歴史から、福井の水ようかんは、「丁稚ようかん」とも呼ばれます。
お正月のお土産以外にも、冬に自然と食べられるようになった理由があります。
福井の水ようかんは糖度が低く、常温や夏の気温では保存がききませんでした。
そこで昔の人々は冬に水ようかんを縁側や廊下に置き、寒さを活用して美味しさをキープしたのです。
現代のように冷蔵庫がなかったころに生み出された知恵が、福井の水ようかんにつながったのですね!
以上、都道府県クイズでした。
お読みくださり、ありがとうございました!
(コノビー編集部:そのべ)
公開 2022年12月31日
【都道府県クイズ】水ようかんを冬に食べる!?そんな習慣が有名な所はどこでしょう?(2ページ目)
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※ この記事は2024年10月30日に再公開された記事です。
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