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公開 2023年03月28日  

魚好きの少年は、こうして“さかなクン”になった!自由に泳がせるママの子育て術

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さかなクンが語ったママにまつわる少年時代の思い出に、子どもを自由に伸び伸びと育てるためのヒントがたくさんありました。


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魚に関する豊富な知識と愛情にあふれる魚類学者であり、唯一無二のキャラクターで多くの人々に愛される人気タレントのさかなクン。

一体どのように育てられたのか、気になる方も多いのでは?

さかなクンの公式YouTubeチャンネルで昨年10月から2回にわたって公開された動画で、さかなクンはママにまつわる少年時代の思い出を語っていました。

さかなクンが魚を大好きになったきっかけは、小学2年生くらいのときにクラスメイトが描いていたタコの絵。

不思議な魅力に満ちたタコの絵を描きたい!息子のそんな願いを叶えるべく、魚屋でタコを買ってきたママ。

なんとそれから1カ月もの間、さかなクンが絵を描けるようにと食卓には毎日タコ料理が出てきたというから驚きです。

さかなクンも「家族みんなが1ヶ月間くらい本当に優しく、『またタコか!』とも言わずに優しく付き合ってくれた」と振り返っていました。

ママだけでなく家族全員がさかなクンの個性を伸ばそうと協力的だったことがうかがえるエピソードですね。


“共感”という応援が、さかなクンの「学び」の原動力に

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すっかりタコに夢中のさかなクンに対し、ママは「本当にかわいいね」とか「本当においしいね」など、一緒になって感動したり、タコの魅力を語り合ったりしてくれていたといいます。

さかなクン少年にとってそんなママの“共感”という応援が、魚について学び知識を深めていく大きな原動力に。

一方でさかなクンはママから「好きならトコトンやりなさい」などと声高に応援されることはなかったのだそう。

「自分は『こうやれ、ああやれ』って言われると萎縮しちゃったり、好きな気持ちが小さくなっちゃったり」するというさかなクンは、ママが自分の背中を押すでもなく、ただ見守り続けてくれたことに、「理解してくれていたのかな」と話していました。


子どもの叱り方 さかなクンのママの場合

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さかなクンも決して叱られない子どもだったわけではありません。

兄弟げんかをした場合や、相手が傷つく言葉を使った場合などはきっちりと叱られていたのだとか。

子どもにはどのような叱り方をするべきか。

これまで多くのパパママが頭を悩ませてきた問題ですが、さかなクンは、人を傷つける言葉を何気なく使ってしまったときにはママから「それを人が聞いたら傷つくんじゃないの?」と、叱られた“理由”を伝えられていといいます。

さらに「もしそういうふうに言われたらどういう気持ちになるの?」と尋ねられたことで、「自分がそう言われたら確かに傷つくなぁって思って。何気なく言う言葉でも一つ一つちゃんと考えて言葉を発しなきゃいけないんだな」と思い至ったと語っていました。

叱ることで、学びを与える。

ママのそんな思いがうかがえます。


他人と比べない 子どもの個性を信じる

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タコや魚に夢中になるあまり、学校の勉強の方はおろそかに。でもママから「もっと勉強しなさい!」と注意されることはなかったそう。

さかなクンの担任から、授業中、魚の絵ばかり描いていることを心配された時も

「いや、ウチの子は魚が好きで、絵を描くのが大好きなので、それでいいんです。みんながみんな勉強ができて、みんながみんな同じように育ったら、ロボットみたいじゃないですか」ーー。

と返したというママ。

寄り添い、理解し、信じる。そんな子育てを実践しました。

そんなママに対してさかなクンは感謝を込めて次のように語っていました。

「本当にのびのびと自由に泳がせてくれまして、自由に泳いでさかなクンになれたなって思います。」


※ この記事は2024年11月25日に再公開された記事です。

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