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公開 2015年07月29日  

ドキドキの1歳6ヶ月健診!なんのため?どんなことするの?我が家の末っ子の場合

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1人目のお子さんに保健センターなどから「1歳6ヶ月児健康診査」(1歳半健診)の案内が送られてくると、「赤ちゃんの時の健診と違ってどんな項目が加わるんだろう?」と、ちょっと気になる方もいるかもしれません。1歳6ヶ月健診の内容や当日の雰囲気を、我が家のやんちゃな末っ子のの1歳6ヶ月健診の様子を交えてお伝えします。


1歳6ヶ月児健康診査とは

母子保健法で定められた乳幼児健康診査で、市町村が実施、1歳半~2歳までに受けるものです。



1歳6ヶ月児健診(以下、1歳半健診)の特徴は、それまでの乳児期の健診のように、身長・体重の増えや運動発達を見ることが中心ではなく、「言葉の出方や、情緒の発達を観察する」という項目が入ってくること。初めて、保健師さんと対面でお話しながら、簡単なテスト的なものが行われるほか、小児科の先生による観察もあります。



1歳半健診の後は3歳児健診がありますが、これで幼児健康診査は完了してしまう自治体も多いため、1歳半健診や3歳児健診では「子どもの育ちに気がかりがないか」という点を専門家がしっかりチェックします。友人の助産師さんによると、「小さな気がかりでも見逃さないための健診」という役割があるそうです。

どんなことが行われるの?

現在3歳3ヵ月の我が家の末っ子は、1歳9ヵ月の時に1歳半健診を受けました。実は、住んでいる函館市の保健センターからは1歳8ヵ月時点の日が指定されていたのですが、うっかり忘れてしまい、その日の夜に気づきました。お知らせには、「毎週月曜に保健センターで開催しているので、指定日に受けられなかった場合は2歳になるまでに受けてください」と書いてあったので、急いで受けにいきました。



健診は、約1年前の10ヵ月健診の時以来。自治体によっても観察の仕方は色々バリエーションがあるようですが、末っ子の時は、以下の3つの内容でした。



(1)4つほどの小さな積み木

  積木に興味を持って指でつまんでみたり、重ねようとしたりするか、重ねることができるか。



(2)まる、さんかく、しかくの簡単な型はめのおもちゃ

 型にはめることができるか。できた場合、型の入っている板を引っくり返して位置を変え、もう1度挑戦。



(3)絵本

 指をさししたり、単語を発したりするか。

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我が家の上の子たち4人は、この手のことが苦手でした。家ではそれらしきことを自然にやっていても、健診の場で目の前に出されると、誰1人として期待通りの反応はしてくれません。



言葉の出もみんなゆっくり。1歳半時点で明瞭な単語が出た子はおらず、健診の場で絵本を出された時には、めくって「おーおー」言うのはまだいい方で、何だかシラーッとしている子もいました。保健師さんからは、「2歳になってもなかなか言葉が出てこなかったら、連絡してくださいね」と言われ、再検査の日を指定されたこともありました。



末っ子の時に初めてスムーズに観察が終了。保健師さんからは「遊びへの興味も多少移り気なぐらい旺盛で、単語も色々出てきていますね」と言ってもらい、「上の子たちの会話を何でも吸収しちゃって、今のブームは『アホ~』なんですよ」と言ったとたん、「アホ~、アホ~」を連発するリラックスぶりでした。

個人差が大きい時期だけれど

個人差がとても大きいとはわかっていても、上の子たちの時は何となくモヤッとした気持ちで様子を健診を見守ったことを思い出しました。



現在小5の次男の時は、赤ちゃんの頃の向き癖が強く残っていることを「頭部変形」と母子手帳に記載され、小児科の先生相手にグズッてばかりで全く観察にならなかったことを受け、大きな病院の受診も勧められました。

結局その時は、グズりが落ち着いた後に同じ会場内で言語聴覚士の方による観察があり、「特に問題はないと感じますよ。(私が妊娠後期だったこともあり)お母さんの出産後、少し落ち着いた時期にまだお母さん自身が気になるようだったら再受診してみるという形でいいのでは?」と言われ、少し気が楽になったことも、最近のことのように覚えています。



5番目末っ子で初めて、難なく終わってしまえば健診って楽しいイベントの1つなんだな、と思った次第でした。

日々感じるその子の成長を大切に

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我が子たちや、主催する親子イベントで出会うと他のお子さんたちを見ていても、特に0~2歳ぐらいの頃の身体の成長や言葉の出方、働きかけに対する反応の仕方って、本当に個人差が大きいものだと痛感します。



1人目の子の時には特に、その個人差のイメージが具体的に自分の中で描けていないために、色々心配が続くこともあります。2人目以降の子でも、健診がスムーズにいかないと多かれ少なかれモヤモヤします。



でも、日々お子さんと接しているお母さんやお父さんの感覚はとても大切。健診で求められているような反応ができなくても、普段の生活の中でその子のペースで色々なことを吸収している、意思疎通が少しずつできるようになっている、という感覚を大事に、お子さんを見守っていただきたいなあと思います。もちろん、何か不安に感じる点があれば相談し、日々の声がけの仕方の具体的なアドバイスや、より専門的に相談できる窓口を聞いておくと安心でしょう。



末っ子の1歳半健診は、私にとっても最後の1歳半健診。赤ちゃんだらけの乳児健診の場も和みましたが、1歳半前後のヨチヨチ歩きの人たちが駆け回る姿にも、癒されまくりました。末っ子は小児科の先生が「バイバイ」と手を振ったら、その手を握ってチュー! これは我が家の上の子たちが、夜寝る時や登校、登園前に私にする儀式だったのですが、先生は照れまくり。



そんな無敵の末っ子の3歳児健診、またもや、今年5月の指定の日時を逃してしまった私。この記事を書きながらお知らせを見直したら「4歳になるまでの毎週水曜日、午後1時~2時30分に受診を」とありました。

皆さんも健診の際には忘れてしまわないよう、気をつけてくださいね。

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