長女が小学校2年生の頃、道徳の授業で、「赤ちゃんの頃のこと」を家族に聞いてまとめ、赤ちゃんの時の写真と一緒に発表してくれるという授業がありました。
その後の懇談会での担任の先生が、とても素敵なお話しをしてくださいました。
数年前の出来事です。
夜中に以前、担任をしていた男の子から電話がかかってきました。
電話の向こうで
「先生・・・」
「先生・・・・」
何を聞いても、「先生」としか言わない元教え子。
これはただ事ではないと思った先生は、居場所を聞きだし、
「そこから絶対に動いたらダメ。先生すぐに行くから!」
と言ったそうです。
その男の子は、トラックに飛び込んで、自殺をしようと思ったそうです。
「次のトラックがきたら・・・」
と思って飛び込もうとするが、何かが足を引っぱる。
「次こそは・・・」
と思っても、また一歩踏みだせない。
その時、頭の中に思い浮かんでいたのは
「両親がよくしてくれた生まれたときの話」。
つまり、そのおかげで自殺未遂ですんだそうです。
先生は私たちに言ってくださいました。
「毎年、誕生日にでもいいので、生まれたときにどう思ったか、話してあげてください。
中学生になっても、高校生になっても、成人しても・・・ずっとずっとです。」
と。
涙が止まりませんでした。
頭の中をいろいろな思いがめぐりました。
画像引用:http://nakano1188.blog10.fc2.com/blog-entry-42.html
公開 2023年03月03日
悩ましい保護者同士の付き合い方。でも、複雑にしたのは私が原因?
13,976 View人間関係はいつまで経っても上手くできる気がしません。
そんな中夫の一言で目から鱗がボロボロ落ちました。
※ この記事は2024年10月31日に再公開された記事です。
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