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公開 2015年08月06日  

アメリカの夏休み事情!アメリカの保育園ではサマーキャンプは参加必須?!

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息子が通うアメリカの保育園は、夏休み期間は「サマーキャンプ」を実施しています。えっ、毎日保育園に泊まるの?と思ったのですが、どうやら違うようです。日本とちょっと違うアメリカのサマーキャンプ事情をご紹介します。

出典:https://instagram.com/p/5gNAnHgcLA/

海外駐在員の妻に同伴すべく、会社を辞めて渡米しているブルース(駐在夫)です。我が家の息子は2年ほどアメリカの保育園に通っています。そこでは、祝日を除く月曜から金曜の朝7時から夜6時までが保育時間となっており、私立保育園だからだとは思いますが日本の保育園と比べると保育料が高いところが特徴です。



毎日の暮らしは、外遊びや、絵や字を書いたり、先生に絵本読んでもらったり、給食を食べてお昼寝したり。

日本とほとんど同じですね。夏が近づいてきたある日、保育園の配布物に「6月からサマーキャンプが始まりますよ!」という案内を見つけました。子ども達が保育園に泊まるのでしょうか??



案内を読み進めると、もっと不思議な事が書いてあります。どうやらキャンプは参加必須で、保育料以外に追加料金が必要のようです。

「キャンプ=お泊まり会」ではない?

アメリカで一般的に「サマーキャンプ」というと、夏休みで力を持て余している子ども達を集めて行う集団教育のようなものを指すようです。文字通りキャンプをすることもあるけれど、宿泊を意味するわけではなく、毎日施設に通って遊ぶ場合もあるようです。



息子の保育園の「サマーキャンプ」というのは後者を指す様子。保育園に行っていない子ども達が「サマーキャンプ」で楽しんでいるんだから、保育園の中でサマーキャンプをやっちゃいましょう、ということのようです。

とはいえ、毎日仕事をしている親たちにとっては夏休みも通常と同じ日々なのですけれど。

アメリカの保育園サマーキャンプ、一体何をするの?

サマーキャンプの開始数日前、子どものロッカーにお揃いのTシャツが配布されていました。「XX保育園 2015年サマーキャンプ」と書いてあります。保育園のオリジナルTシャツですね。またこの特製Tシャツ、毎週決まった曜日に着るように指示がありました。



なお、保育園のサマーキャンプのスケジュールをそのまま公開するのは控えますが、だいたい次の表みたいなスケジュールでした。

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ウサギなどの小動物がいる移動動物園が来たり、アイスを食べたり、屋外に出てお昼を食べたり。普段とちょっとだけ違うことを毎日楽しむようです。



「スーパーヒーローの週」や「地球環境を考える週」のように、毎週何かのテーマが設定されていて、それに関連したイベントがあります。アメリカの独立記念日がある週は「愛国心を育てる週」なんていうのもありました!

さすがアメリカ!サマーキャンプではこんな巨大なものまで登場!

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Bounce House(バウンスハウス)。20人が入れるアメリカンサイズ

そんなサマーキャンプのある日、息子を保育園に迎えに行くと、なんとも園庭に巨大なBounce Houseが置かれていました。午前と午後に各クラス30分ずつ外遊びの時間があるのですが、この日は園庭ではなく、このBounce Houseで30分間ピョンピョンと跳ねて遊んでいました。

まとめ

今回は、アメリカの保育園の夏休みについてお届けしました。サマーキャンプ、想像していたものとは違ったという方も多いのでは?



親からすると強制的なオプション加入で保育料を値上げされているようにも感じるのですが、なんだかんだで毎日子どもたちが楽しそうな、アメリカの保育園のサマーキャンプ。どこかの話のタネになれば幸いです。

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