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公開 2023年04月01日  

現役教師がすすめる、子どもの文房具を選ぶポイントとは?

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令和の小学校は、昭和や平成と似ているようで全然違う!

現役の小学校教師が、小学校の学習と生活のコツをまとめた『親子で知りたい 小学校最強ライフハック70』(坂本良晶著/KADOKAWA)。

コノビーでも、ライフハックの一部をご紹介します!


持ち物の決まりごとを考える

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小学校でも校則とまでいかずとも、「キャラクターがついている文房具はダメ」「派手な柄のものはダメ」と、持ち物に細かい規定を設ける学校もあります。

担任教諭がそういう主義であることも。

私は、「お気に入りのノートや鉛筆のほうがやる気が出るでしょ」というスタンスで、完全に子どもにまかせています。

たとえばノートなら、年度の初めに配るもの以外は、デザインはもちろんマス目も行も子どもと保護者におまかせ。

同じ学年の子どもでも得意不得意はそれぞれ違いますし、書きやすさもそれぞれに合ったものでいいのです。

デザインにしても、強制的に「あんまり好きじゃないな」というデザインのものを使うより、自分の大好きなキャラクターのノートのほうがよいでしょう。

ただひとつだけ、保護者のみなさんにお願いしたいことがあります。

文房具として「質のよいもの」を持たせてほしいのです。

消しづらい消しゴム、ちびた鉛筆では、学習に支障をきたしますし、余計なストレスを与えることなく集中させてあげたい。

品質の高い文房具メーカーの「カドのある消しゴム」や「長さのあるえんぴつ」を持たせてください。

私の肌感覚では、「筆箱の充実度」と「子どもの学力」には一定の相関関係があります。

書くことが苦手な子は、貧相な文具環境であることが多い。

もともと苦手なうえに、書きにくい環境にあるという負のスパイラルができてしまっています。

筆箱の中を最高の状態に保つことで、環境を整えて子どもをサポートしてほしいというのが現場からのお願いです。

週に1回程度は筆箱の中身を確認してあげてください。


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文房具として「質のよいもの」、心がけたいですね。


書籍では、お金とネットのトラブル対処法なども紹介されています。

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※ この記事は2024年10月01日に再公開された記事です。

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