まいどおおきに!大阪出身なせいか(!?)消耗品などをいちいちケチる癖がある系オカン、さとえみです!
最近「ただ玄関に置いてあるゴミ袋をゴミ捨て場に持っていくだけでは、ゴミ捨てとは言わない」という言説を聞きました。
そこで今回は、我が家のゴミ捨て事情を、我が家が住むベルギーのシステムと合わせて紹介したいと思います。
「ゴミ捨ては分別から」と、よく言われます。
我が家の場合、その辺はほとんど意識しなくてもできています。
それは何故かというと、ベルギーではゴミ袋が指定されており、ちゃんと分別しないと収集されないシステム。
我が家の地域に来てくれるゴミ収集車は、「紙類」「PMD(プラッチックを中心としたリサイクル可能なゴミ)」「一般ゴミ」の3種類を収集してくれます。
紙類は、紙以外のものが入っていると収集されず置き去りに。
PMD用の袋も半透明になっていて、違うものが入っていると収集車の人が判断すれば置き去りにされます。
また、「ゴミをいつ出すのか把握していない」という人もいるかと思いますが、ベルギーでは違う日に出すと、最悪罰金をとられてしまいます。
そんなベルギーで生まれ育った夫なので、ゴミの分別も収集日の把握も完璧。
なんて素敵なのでしょう。
これなら、夫のゴミ捨てに対して何の文句も出ないハズ!……だったのですが。
ベルギーの厳しいゴミ分別システム、それによって完璧にゴミ出しができる夫。
ここに死角なんてありはしない!
我が家のゴミは完璧に捨てられるのだああああああ!(錯乱)
……しかし、そうは問屋がおろしません。
実を言うと、生ゴミを出せる一般ゴミ用の専用袋には、細かいルールが設けられています。
ごみ収集の人が掴みやすいように、上から10センチくらい余裕をもって縛ること。
また、規定の重さ以内におさめること(オーバーすると、収集されずに置き去りにされます)。
そのためか、我が屋のパーフェクトゴミ出し夫は、常にゴミ袋に余裕がありまくる状態でゴミ袋をしめるのです。
もっと入れれるでしょ?と何度聞いても、これで良いと答えます。
ただ、この一般ゴミ用の袋、1枚あたり2.5ユーロもするんです。日本円にすると約350円(2023年3月現在)。
これが毎週、毎月、毎年ともなると、ものすごい出費に……!
それゆえに分別をしっかりして、一般ゴミの量を極力減らそうという動機付けにもなるわけですが。
中途半端なふくらみで、まだ余裕たっぷりな一般ゴミを2袋持つ我が夫を見た時……オカンの内に流れる大阪人の血が爆発しました。
絶対、もう少し詰めて1袋にしても規定内におさまるはず!収集されるハズ……!
ケチというよりは、ギャンブラーのつもりで袋詰めをするオカン。
あれあれ?結局ゴミ捨てを全て夫に委ねられずにいるではありませんか。
こういうのって、結局は少しでもこだわりがある方がやってしまうものなのか……?と、チベットスナギツネの目になったオカンでした。
ほなまたね!