ボーイスカウトにかかる費用相場は?内訳や年齢別の制服費から+αの料金までご紹介 のタイトル画像
公開 2023年05月20日  

ボーイスカウトにかかる費用相場は?内訳や年齢別の制服費から+αの料金までご紹介

1,797 View

さまざまな経験を通して子どもの才能を広げ、自立心やたくましさを育むことを目指すボーイスカウト活動。キャンプや合宿などの野外活動が多く、実際どのくらいの活動費がかかるのか気になる方も多いでしょう。そこで今回は、ボーイスカウトにかかる費用の種類やその詳しい内訳などを解説します。


目次 ボーイスカウトの費用相場は?
そもそもボーイスカウトとは
ボーイスカウトにかかる主な費用の内訳
【年齢別】ボーイスカウトの制服費用
【+α】ボーイスカウトにかかる費用
楽しく参加して、自然の中で学ぼう

ボーイスカウトの費用相場は?


年間の費用相場:合計35,000〜70,000円程度
※費用相場:東京・神奈川・大阪・兵庫・名古屋にある団体でそれぞれかかる費用をもとに算出

ボーイスカウトにかかるトータル費用の相場は上記の通りです。

しかし、これはあくまでも目安で、全国的に費用が統一されているわけではありません。

団体や子どもの年齢によっても異なるため、それぞれの団体のホームページで確認しましょう。

また、基本的にボーイスカウトでかかる費用は、以下の内訳の通りです。

団体ごとの活動内容によっても変わってくるため、入隊前に確認しておくと安心でしょう。



ボーイスカウトにかかる費用の内訳
入団金、年間登録費、年間育成会費(1家族)、活動費、イベント費、制服費、+αの費用

ボーイスカウトの費用は高い?


ボーイスカウト活動は、営利目的ではないため、費用は最低限に抑えられています。

身近な場所やモノを利用し、他の習い事に比べれば費用はかからない傾向です。

ただ、かかる費用は統一されておらず、団体ごとで異なるため、近くに複数の団体がある場合は費用を比較してみるのもいいでしょう。

また、兄弟で入団しているなどの場合、費用の割引をしてくれる団体も多い傾向にあります。


ボーイスカウト東京連盟 世田谷地区「聞いてみたい こんなこと」

ボーイスカウト静岡第22団「入隊を検討の方に」

公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟

そもそもボーイスカウトとは

ボーイスカウトにかかる費用相場は?内訳や年齢別の制服費から+αの料金までご紹介 の画像1
Adobe Stock #567614141


ボーイスカウト活動では、子どもたちの自発的な考えや行動を大切にしています。

グループ活動を通して、子どもたち一人ひとりの自主性や協調性、社会性、たくましさ、リーダーシップなどを育むことが目的です。

1907年、イギリスでスタートした青少年教育活動ですが、プログラムはバラエティに富んでいて、年齢によってもさまざま。

ボーイスカウトの活動内容について詳しくは下記記事でも解説しているのでぜひご参考にしてみてください。


公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟「ボーイスカウトってどんなことをするの?」

ボーイスカウトにかかる主な費用の内訳


比較的抑えた費用で活動をしているボーイスカウト。

一般的には、下記のような費用がかかります。

ただ、団体によって異なるためそれぞれのホームページで確認しましょう。



入団費:5,000~10,000円程度

年間登録費:4,000~7,000円程度

年間育成会費(1家族):2,000~3,000円程度

活動費:2,000円程度

イベント費:15,000~25,000円程度

※費用相場:東京・神奈川・大阪・兵庫・名古屋にある団体でそれぞれかかる費用をもとに算出

入団費


入団する時だけかかる費用で、年齢に問わず一定の金額が設定されています。

大体5,000円~10,000円程度のケースが多いです。

基本的には最初の入団時に払えば、入隊する隊が変わっても再度支払う必要はありません。


年間登録費


年間登録費は、隊員登録の事務手数料と保険料などに充てられます。

金額は、大体4,000円~7,000円程度です。

年度の途中で参加する場合は、年間登録費が減額されることもあるので、入団する前に確認しましょう。

登録が完了すると、加盟登録証がもらえ、一部のお店で割引が受けられる嬉しい特典があります。

上手に活用しましょう。



年間育成会費(1家族)


年間育成会費とは、主に団体を運営する費用です。

その他、リーダーの研修、大きなイベントへの参加などの費用としても使われます。

ただ、基本的に1家族につき支払うものなので、もし兄弟でボーイスカウト活動をしている場合は、1家族分としてご家庭ごとに集めることが多いです。


活動費


活動費はその名の通り、ボーイスカウト活動の中で必要となる備品の購入などに充てられます。

年齢によって異なりますが、長期間のキャンプや遠方に出かけるなどの場合は、少々費用が高くなることも。

しかし、多くの場合、団体側で公共施設を活用するなどの費用が抑えられる工夫をしています。


イベント費


活動費とは別で、イベントへの参加ごとにかかる費用がイベント費用です。

主に、夏の野外活動や冬のスキー合宿などが挙げられます。

行き先によっても変わりますが、15,000円~25,000円程度が相場です。

また、日本全国のボーイスカウトが集まるジャンボリー(キャンプ大会)といった大きなイベントに参加する場合、参加費が別途必要となることもあるため、前もって確認しておきましょう。


ボーイスカウト東京連盟 世田谷地区「聞いてみたい こんなこと」

ボーイスカウト静岡第22団「入隊を検討の方に」

公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟「ボーイスカウト加盟員特典」

公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟「スカウト活動Q&A」

【年齢別】ボーイスカウトの制服費用

ボーイスカウトにかかる費用相場は?内訳や年齢別の制服費から+αの料金までご紹介 の画像2
Adobe Stock #376065517


ボーイスカウトの象徴的な制服は、基本的に自費負担です。

団体によって制服費用が異なるため、それぞれのホームページで確認しておきましょう。

以下は、制服の費用相場です。



ビーバースカウト隊(小学1年生~):5,000~10,000円程度

カブスカウト隊(小学3年生~):10,000~15,000円程度

ボーイスカウト隊(小学6年生~):10,000~20,000円程度

ベンチャースカウト隊(高校1年生~):多くは指定なし

ローバースカウト隊(18歳以上25歳以下):多くは指定なし

※費用相場:東京・神奈川・大阪・兵庫・名古屋にある団体でそれぞれかかる費用をもとに算出


年齢によって制服の値段、また団体によって組み合わせや必要になるものも異なります。

具体的には、帽子、ネッカチーフ、ベルト、スカウトシャツ(半袖/長袖)、スカウトズボン、ハーフパンツなどが必要です。

また、長く活動している場合、入隊時と比べ身体が大きくなってくるので、買い替えることもあります。

その際、先輩たちのおさがりを譲り受けるなどして、制服の費用を抑えるのもひとつの手です。

加えて、制服とは別に、年齢別に教材費がかかる場合もあることも念頭に入れておきましょう。


公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟

日本ボーイスカウト神奈川連盟 横浜第103団「費用について」

ボーイスカウト東京連盟・昭島第一団「よくある質問」

ボーイスカウト名古屋第101団「入団のご案内」

ボーイスカウト神戸第60団「よくあるご質問」

ボーイスカウト西東京第2団「3.費用はどのくらい」

【+α】ボーイスカウトにかかる費用


低年齢児の場合は、親が一緒に参加することが多く、その活動において別途費用が必要です。

保護者参加費、また遠方へ出かける場合はガソリン代や高速代などの交通費、昼食が別途用意される場合にはお弁当代がかかることもあります。

こういった費用は、入団してから気が付いたというパパママの声も多く聞きます。

+αの費用は、その団体や子どもの年齢によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。


ボーイスカウト静岡第22団「入隊を検討の方に」

楽しく参加して、自然の中で学ぼう


ボーイスカウト活動は、自然の中でさまざまな体験を積み、協調性、自主性を育める点が最大の魅力です。

ただ、習い事の1つとして費用がかかるのも現実。

いざと子どもが興味をもったときにパパママの負担にならないように、事前にかかる費用を把握しておきましょう。

子どもにとって、グループ活動を通してリアルな経験ができるということも貴重な勉強です。

団体によって雰囲気や活動もさまざまなので、ボーイスカウトに興味があったら一度近くの団体に親子で見学してみるのもいいでしょう。


※ この記事は2024年11月19日に再公開された記事です。

Share!

関連情報