ただ「そうじ」をするだけで、人生がガラリと好転する!?
運気がぐんぐんあがる“おそうじ本”の決定版『3日で運がよくなる「そうじ力」』(舛田光洋著/三笠書房)。
忙しい、片付けるのが苦手、家事をやったことがない……そんな人でも取り組みやすいお掃除のコツを、コノビーでも紹介します!
そうじ力の基本になるのが「換気」です。
窓を開けて、部屋に新鮮な空気を取り込む。
たったこれだけですが、驚くほどの威力を発揮します。
この換気には、三つの大切な効用があります。
子どもの頃、朝、お母さんに部屋の窓を開けられたとたん、それまで眠っていた体と頭がシャキッと目覚めた経験はありませんか?
これこそが、換気の力。
汚れた部屋には、マイナスのエネルギーが満ちています。
汚いものはマイナスを引きよせます。
「類は友を呼ぶ」というように、どんどん悪いものばかりが集まり、マイナスの磁場ができ上がるのです。
そんなマイナスの磁場の中で生活をしていると、体調がすぐれないだけでなく、気分も落ち込みやすくなります。
すると、仕事やプライベートも不調になり、部屋ももっと汚れてくる。
さらなる悪いものが引きよせられる......という、最悪のスパイラルに陥ります。
だからこそ、部屋には日々プラスのエネルギーを取り入れる必要があるのです。
新鮮な空気は、プラスのエネルギーの源です。
その昔、 白衣の天使、ナイチンゲールも換気の力を借りて、大勢の人の命を救いました。
彼女は、コレラなどの院内感染を予防するため、患者を隔離するのではなく、ひたすら換気に努めたそうです。
閉めきった部屋には、人の呼吸から発せられた二酸化炭素や熱、ホコリが充満しています。
目には見えませんが、空気はかなり汚れた状態です。
また、そうじを行なうと掃除機からの排気や、人やモノが動くことでホコリが舞いやすくなります。
そんな汚れた空気を吸いこみ続ければ、体調が悪くなるのは当然のこと。
きれいな空気を取り入れることは、健康面や衛生面にとって必要不可欠なのです。
何をするにも、まずは健康が第一。
汚れた空気は外に出し、きれいな空気を部屋に入れる。
この習慣を心がけてください。
私たちは、絶えず呼吸しています。
しかし、汚れた部屋で生活をしていると、なぜかみな、呼吸が浅くなっていきます。
すると、体は十分な酸素を取り込むことができず、絶えず酸欠状態。
疲れがたまりやすくなり、また、とれにくくなります。
私自身、換気をしないでそうじをしてしまったとき、妙に疲れを感じたり、最後までやり遂げられなかった経験があります。
また、そうじは思いのほかメンタルのパワーも必要とする作業です。
部屋の汚れを取ったり、モノを捨てるとき、大きな疲労感を覚えたことはありませ んか?
そんなときは呼吸を意識してみましょう。
深い呼吸をくり返しながらそうじを行なうことで、部屋の中にあるマイナスのエネルギーに打ち勝つパワーを得ることができます。
疲れたら、深呼吸。
これも、そうじを気持ちよくやり遂げるコツです。
正直言って私自身、はじめは「換気」の力をそれほど重要視していませんでした。
ところが、全国各地で行なっているセミナー会場での反響や読者の方からの意見を聞くうち、私が考えていた以上の力があると確信するに至りました。
ここで、実際に換気を実践してうれしい変化を体験した方のコメントを、いくつか紹介します。
「ワンルームでひとり暮らしをしています。外出が多く、部屋には寝に帰る程度だったため、もうずっと換気をする、ということを忘れていました。いくら寝ても疲れがとれず、顔色も悪かったのですが、“そうじ力"の本を読んで換気をしてみたら、気持ちが晴れ晴れとしてきて、朝の目覚めもシャキッとしてきたんです。いつも定時ぎりぎりに出社していたのに、最近はコーヒーを飲んでから出かけるゆとりもできました」(25歳・女性)
「特に部屋が汚れているとは思っていなかったんですが、久しぶりに窓を開けたら、 部屋中のホコリがウワーッと動きました。めちゃくちゃビックリして、そうじをせずにはいられなくなりました」(28歳・男性)
「最近落ち込みがちだったんですが、毎日換気をするようになったら、少しずつ元気になってきました。体のだるさがとれて、なんだかすがすがしい気分。もう少しエネルギーが充電できたら、そうじを始めてみたいと思っています。換気の力って、すごいです!」(33歳・女性)
じつは私は過去に、“人生どん底〟という時期がありました。
ふり返って考えると、そのときの私の生活はまさにゴミだめ生活。
「これじゃダメだ。なんとかここから抜け出そう。明日はそうじをしよう」と思っても、翌日には「また明日でいいや」と先のばしにしていたのです。
私のセミナーに訪れる方からも、よく「今の自分を変えるには"そうじ力"だと思ってやろうと思うんですが、どうしてもやる気が起こらないんです」と相談を受けます。
汚れた部屋に満ちたマイナスエネルギーは、思った以上に強敵です。
「これまで汚い部屋で仲よくやってきたんだから、今さらきれいにする必要はないよ。 案外、居心地いいでしょ」とでも言わんばかり、あの手この手で住人のやる気を奪お うとします。
このマイナスエネルギーに打ち勝つのに、換気に勝るものはありません。
都会で暮らしている方は、外の空気だって汚れているんだからと、あまり換気をしないようですが、それでも自然の空気はマイナス要素を撃退するいちばんの特効薬です。
毎日1回は、自然換気をしてください。
朝でも昼でも夜でもかまいません。
たとえ雨でも、換気しないよりは、したほうが絶対にいいのです。
また、ワンルームなど、窓が少なくて風があまり入ってこない場合は、窓を開けたら、玄関やトイレ、お風呂場、キッチンなどの換気扇を回してみましょう。
それでも空気がよどむ場所があれば、扇風機を利用して空気を動かすのも、いい方法です。
最初からそうじに取りかかるパワーがわかなければ、とりあえず換気だけでも行なってみてください。
そのうち、体力と気力がグングンわいてきます。
まずは部屋から、マイナスのエネルギーを全部追い出してしまいましょう!
「掃除をする」と思うと腰が重くても、窓を開けることならできそうですよね!
書籍には、「3日間で運気をあげるそうじのポイント」など、「そうじ力」をワクワク実感できるノウハウがたっぷり。
ぜひこちらもご覧くださいね。