この説明ができるようになったのも、自身がPTA会長になって、いろんな方と関わるようになったからなんです。
知らなければ説明もできません。
私自身があちこちに出向いて知ったことを、できるだけ簡単にマニュアルとして引継ぎ用に残しています。
本当に、地域のボランティアにたくさん支えていただいていて、頭が下がります。
「小学校の子どもたちみんな孫みたいに可愛い、役に立てて嬉しい」
そういう想いで学校を助けてくれている方たちがいると知ったときは、今まで知らなかったことを申し訳なく思いましたし、もっと他の保護者さんにも知ってほしいなと思いました。
子ども達を大切にしてくれる人がこんなにもいるんだと思えば、ここに住んでいて良かったとも思えますし。
それが自治会の活動の助けにもなっていきます。良い循環を生み出したいです。
普段から信頼があれば、もし災害が起こっても、近所の人とスムーズに助け合えるでしょう。
私がPTA役員をやるようになってから、できる限り、この活動は何の役に立っているのか、誰が関わっているのか、どうして必要なのか。すべて説明して協力をお願いするようにと、努力してきました。
「登下校の見守り活動は全部を網羅はできないので、ランダムに神出鬼没ぐらいがいい。なぜなら、変質者は、いつどこで誰に見られるかわからない方が警戒して犯罪機会が減るから」
などなど、細かく上げるときりがないほど、説明を尽くすようにしました。
それが誰かの為になっているとか、どういう風に役立っているかがわかれば、皆さん快く協力してくれて、更には改善案まで出してくれたりします。
ここ数年、行事ができなかったPTAですが、私の杞憂を吹き飛ばすように、抽選で当たったPTAの方まで、どうせやるなら!と、やる気に満ちています。
子ども達の為に、ボランティア活動をしているPTAもですが、地域の、子育ての終わった先輩方のボランティア活動に、小学校はとても助けられています。
そして今、お互いに尊重し合える、いい関係を作るのがPTA役員の役割の一つになっています。
誰が、どんなことを子ども達にしてくれているのか。
知れば、やっぱり「ありがたいなぁ」という気持ちもわいてきます。
今後も「知ること・伝えること」が大切だと、PTAで代々引き継いでいけると良いですね。
必要とされる範囲で、無理なく、やっているPTAがあることを知ってもらえれば、気持ちよくやっていただけるんだなぁと、今になってようやく実感できました。
まだあと我が子の義務教育が3年近く残っているので、その間だけでも、無理のない範囲でお役に立てれば良いなと思っています。