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公開 2023年06月03日   更新 2023年08月22日

生後1歳0ヶ月の赤ちゃんの特徴は?身長・体重やお世話のコツ、誕生日のお祝いについてご紹介

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生後1歳を迎えた赤ちゃんは、生まれた頃より身体が大きくなり、できることが増えてきます。しかし、卒乳や言葉でのコミュニケーションは、まだまだ焦らなくても問題ありません。今回の記事では、1歳0ヶ月の赤ちゃんの特徴やお世話のコツ、誕生日のお祝いなどについてご紹介します。1歳の赤ちゃんとの接し方を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。


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生後1歳0ヶ月の赤ちゃんの身長・体重はどのくらい?


あれほど軽くて小さかった赤ちゃんも、生まれて1年が経つと、どっしりと大きくなります。

ここからは、1歳0ヶ月の赤ちゃんの身長や体重についてご紹介します。

ただし、成長には個人差がありますので、以下の内容に沿っていなくても、不安に感じる必要はありません。

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身長の目安

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厚生労働省「乳幼児(男子)身体発育曲線(身長)」
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厚生労働省「乳幼児(女子)身体発育曲線(身長)」


1歳0ヶ月の赤ちゃんの身長目安は、男の子で70.3~79.6cm、女の子で68.3~77.8cmです。

1歳を過ぎると発達・発育の個人差がはっきりしてきて、2~3ヶ月の幅が出ることもあります。

周りの赤ちゃんと比較して成長が遅くても、不安に感じすぎないようにしましょう。

体重の目安

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厚生労働省「乳幼児(男子)身体発育曲線(体重)」
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厚生労働省「乳幼児(女子)身体発育曲線(体重)」


1歳0ヶ月の赤ちゃんの体重目安は、男の子で7.68~11.04kg、女の子で7.16~10.48kgです。

生まれたばかりの頃と比較すると、体重はおよそ3倍になります。

運動をして筋肉がつくことによって、ふっくらとした「赤ちゃん体型」から引き締まった「幼児体型」に変わっていくのがわかるでしょう。

参考:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査 Ⅱ 調査結果の概要」

生後1歳0ヶ月の赤ちゃんの特徴


1歳0ヶ月の赤ちゃんは、リズムに合わせて身体を動かしたり、簡単な言葉を理解したり、さまざまな成長を見せてくれます。

ここからは、1歳0ヶ月の赤ちゃんの特徴についてご紹介します。

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細かい動きができるようになる


1歳0ヶ月になると、指先が器用になって、さらに細かい動きができるようになります。

小さいものを人差し指と親指でつまんで穴に入れたり、2つの積み木を積み上げたりといった行動もお手のものです。

小さいものに対する興味が大きくなるのもこの時期なので、公園で砂や小石を拾って遊ぶのを喜ぶでしょう。

リズムに合わせて身体を動かすようになる


1歳0ヶ月になると、音楽やリズムに合わせて身体を動かすようになります。

この時期の赤ちゃんに対しては「とんとんとんとんひげじいさん」や「いとまき」などの歌を歌いながら、赤ちゃんの手をとってリズムに合わせて動かしてみましょう。

リズム遊びは子どもたちの集中力や自己表現力、協調性などを高める効果が期待できます。

簡単な言葉を理解し動けるようになる


1歳になると、大人が話している言葉を少しずつ理解できるようになります。

赤ちゃんの名前を呼ぶと振り返ったり、「ちょうだい」と手を差し出すと持っているものを渡してくれたりなど、言葉の意味に応じた行動を見せるようになるでしょう。

早い子はひとり歩きが始まる

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1歳になると、早い子は1人で立ち上がり、ひとり歩きをし始めます。

ひとり歩きができるようになると、行動範囲が一気に広がるので、家の中をひたすら歩き続ける子も出てくるでしょう。

晴れの日には、外に出て一緒に歩くと楽しいですよ。

参考:厚生労働省「平成 22 年乳幼児身体発育調査報告書」

行動範囲の広がりとともに、不安・恐怖の芽生えも


ひとり歩きによって行動範囲が広がるとともに、広い世界に対する不安や恐怖が芽生えるのもこの時期です。

近くにママがいないと、不安でいっぱいになって大泣きしてしまうでしょう。

また、赤ちゃんの近くで突然立ち上がるとビクッとしたり、雷などの大きな音にびっくりして泣いたりします。

恐怖という人間らしい感情が表れるのは、情緒が豊かになっている証拠です。

生後1歳0ヶ月の赤ちゃんのうんち・おしっこ

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1歳0ヶ月の赤ちゃんのうんちは、適度に柔らかくて形はあるかないか程度です。

1日あたりの排便回数は少なくなり、時間帯も定まってくるでしょう。

またこの時期になると、おしっこが膀胱に溜まる感覚がわかるようになります。しかし尿意を感じても、まだ我慢はできないので、反射的におしっこをするでしょう。とはいえ、尿意を感じられれば、トイレトレーニングまでの重要な1歩を踏み出したことになります。

参考:浦安市「乳幼児の予防接種・健康」

生後10ヶ月の赤ちゃんの母乳・ミルクの量

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離乳食も完了間近の1歳0ヶ月には、補助的に母乳やミルクを与えましょう。

母乳は子どもが欲しがるだけ、ミルクは1日400mlを目安に与えてください。

離乳食をしっかり食べられるようになれば、自然と授乳の量は減少していきます。

参考:厚生労働省「2019年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業「授乳・離乳の支援ガイド」の普及啓発に関する調査研究」

参考:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」

生後1歳0ヶ月の赤ちゃんの睡眠

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1歳0ヶ月の赤ちゃんは、1日あたり11~14時間の睡眠時間が必要です。

昼寝の回数は1日1回となり、昼夜の生活リズムが定着してきます。

夜にスムーズに眠れるよう、以下のような入眠儀式を日課にすると良いでしょう。

・絵本を読み聞かせる
・身体をやさしくトントンする
・オルゴールなどの音楽をかける
・お気に入りのぬいぐるみを側に置く など

また、お昼寝の時間が遅すぎると夜に目が冴えてしまい、生活リズムが崩れる恐れがあります。

お昼寝時間は、15時よりも遅くならないように気をつけましょう。

参考:鉾田市「子育てコラム~子どもの睡眠と生活リズム~」

生後1歳0ヶ月の赤ちゃんをお世話する際のポイント


1歳の赤ちゃんは、予防接種や誕生日などやるべきことがたくさんあります。

ここからは、1歳0ヶ月の赤ちゃんをお世話するコツについてご紹介します。

予防接種を受けに行こう


1歳0ヶ月になったら、医療機関で以下の予防接種を受けましょう。

・水痘(みずぼうそう)
・MR(麻しん風しん混合)
・おたふくかぜ

赤ちゃんを保育園に預けるのが決まっている場合は、みずぼうそうや麻しん風しん、おたふくかぜのワクチンを忘れずに受けるようにしましょう。

参考:厚生労働省「小児の予防接種スケジュール」

離乳食は完了期に!食事の合間におやつも加えて


1歳になると離乳食も完了期となり、大人と同じように1日3食が板についてきます。

毎日なるべく同じ時間に食事をとり、生活リズムを整えてあげてください。

また、食事の合間に食べるおやつの美味しさや楽しさがわかって、おやつを欲しがる赤ちゃんも増えてきます。

おやつは糖分・塩分が多すぎるものを避け、バナナやお芋など素材そのものの美味しさが楽しめるものを食べさせましょう。

参考:厚生労働省「2019年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業「授乳・離乳の支援ガイド」の普及啓発に関する調査研究」

誕生日のお祝いをしよう

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赤ちゃんが生まれて1年が経つ大切な記念日が、1歳の誕生日です。1歳の誕生日には、パパママから赤ちゃんに、とっておきのお祝いをしましょう。

日本や世界で伝統的に行われてきた1歳の祝い方は、以下のとおりです。

・一升餅
「一生食べるものに困らないように」との願いを込めて、一升餅を赤ちゃんに背負わせる。

・選び取り
赤ちゃんの前にさまざまなアイテムを置き、何を選ぶかによって将来の職業や未来を占う。

・スマッシュケーキ
子どもに手づかみでケーキを自由に食べてもらう。海外で行われており、近年日本でも注目されている。

上記の祝い方は一例であるため、どのような形で祝うかは家族でしっかり話し合い、自分たちらしい誕生日を過ごしましょう。

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ママは産後1年経ったら婦人科検診を受けよう


ママは、産後1年が経過したら、婦人科検診を受けましょう。

婦人科の受診は後回しにしがちですが、ガンなど病気の早期発見のためには重要です。

子宮頚がんの検査を妊娠初期に受けているケースが多く、2年に1回の検査が推奨されているので、産後1年ぐらいから定期的に受けると良いでしょう。

なお婦人科健診については、以下の記事でも詳しく解説しています。

こちらもぜひお読みください。

まとめ


今回は、1歳0ヶ月の赤ちゃんの特徴などについてご紹介しました。

1歳を迎えた赤ちゃんは、ひとり歩きなどをして、大人への階段を確実に上っています。

生まれてからの1年を無事に乗り越えたことを家族で喜びながら、成長を続ける赤ちゃんと引き続き向き合っていきましょう。

※ この記事は2024年10月03日に再公開された記事です。

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