教育メディア「おうち教材の森」が、日本全国の中学生以下の子どもを持つ親を対象に「令和5年4月1日に施行されたこども基本法について、どのくらい知っていますか?」というアンケート調査を実施。(回答数200人)
果たしてどれくらいの人が知っているのでしょうか?
令和5年4月1日に施行された「こども基本法」について、どのくらい知っていますか?アンケートをしたところ、以下のような結果となりました。
1位:初めて聞いた(123人)
2位:聞いたことはあるが内容はよく知らない(70人)
3位:内容はなんとなく知っている(6人)
4位:内容を理解している(1人)
「初めて聞いた」「聞いたことはあるがよく知らない」を合わせると193人にものぼり、ほとんどの人が「こども基本法」について理解していないことがわかります。
では「こども基本法」とはどのようなものなのでしょうか?
「こども基本法」とは、【全てのこどもが幸せに暮らせる社会の実現を目指して、こどもに関する様々な取り組みを進めていくための法律】です。
・こどもは「心とからだの成長の段階にある人」とされ、年齢の決まりはありません。
・こども家庭庁では「こども施策」について話し合われます。
こども施策を行うにあたっての大切な理念は以下の通り。
1. すべてのこどもは大切にされ、基本的な人権が守られ、差別されないこと。
2. すべてのこどもは、大事に育てられ、生活が守られ、愛され、保護される権利が守られ、平等に教育を受けられること。
3. 年齢や発達の程度により、自分に直接関係することに意見を言えたり、社会のさまざまな活動に参加できること。
4. すべてのこどもは年齢や発達の程度に応じて、意見が尊重され、こどもの今とこれからにとって最もよいことが優先して考えられること。
5. 子育ては家庭を基本としながら、そのサポートが十分に行われ、家庭で育つことが難しいこどもも、家庭と同様の環境が確保されること。
6. 家庭や子育てに夢を持ち、喜びを感じられる社会をつくること。
この理念を実現するために、今後何をしていくかというと
・こどもがインターネットで意見を言える場を作る
・閣僚たちが参加する会議にこどもたちにも出席してもらう
といったことも検討しているということです。
施行されたばかりの「こども基本法」。
今度どのようになっていくのか注目していきたいですね。
(コノビー編集部)