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公開 2023年06月18日  

和室の使い道の1位は「寝室・私室」。子どもが遊ぶ空間にも活用されている

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自宅に和室がない方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、最近ではリビングと和室を一体化するようなリノベーションが行われています。自宅に和室がある人に和室にどのような印象を持っているのでしょうか。


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「子どものおもちゃを置いて遊ぶ場所にしています」


近年の住宅では洋室が主流ですが、和室が見直されています。
2023年5月に発表された「和室に関する意識調査」の内容をご紹介します。

家に和室がある500人に「和室の使い道」を質問すると、最多回答は「寝室・私室」(214人)で、「子どもが遊ぶスペース」(100人)が続きました。

「家族3人の寝室として使っています」(33歳 女性)
「子どものおもちゃを置いて遊ぶ場所にしています」(44歳 女性)

たとえば、昼間は子どもが遊ぶ空間として、夜は布団を敷いて寝室として使うといったケースが考えられます。

ほかには、「客間・来客用寝室」(97人)、「物置・収納スペース」(54人)という回答も見られました。

「基本的には知り合いや親戚が来たときに使う部屋になっています」(27歳 男性)


和室は落ち着くし、休憩のスペースに良い


「家に和室があってよかったか」を聞いたところ、「とても良かった」(42.4%)と「まあ良かった」(39.4%)を合わせると、81.8%(409人)が和室を評価していることがわかりました。

「和室があってよかった」と答えた409人に「和室がいると思う理由」を質問すると、1位は「和室は落ち着く」(162人)で、2位の「昼寝・休憩スペースになる」(94人)や3位の「子どもの遊び場として使いやすい」(42人)でした。

「落ち着く空間なので、睡眠の質が良くなる」(35歳 男性)
「なにも敷かなくても座ったり雑魚寝できたりするので、お昼寝するにちょうどよく『和室でよかった」と思います』(40歳 男性)
「フローリングと違って、子どもがジャンプしても下の階へあまり響かないため」(33歳 女性)


一方で、メンテナンスに手間を感じる人も


一方で「和室はあまり必要なかった」「不要だった」と答えた91名になぜそう思うかを質問すると、「掃除・メンテナンスが面倒」(47人)がほかの選択肢である「和室である必要がない」(17人)や「結局あまり使っていない」(13人)に差をつけました。

「和室だと定期的に畳の交換をしないといけないのが面倒」(38歳 女性)
「客室として考えていたが、使用頻度が極端に低い。和室のスペースを改装して、備蓄倉庫などにしたい」(38歳 女性)

和室という空間を好きであっても、定期的な張り替えのようなメンテナンスを面倒に感じている人が多いようです。また、自宅に和室を設けても、結局のところ予想よりも使わなかったという意見も見られました。




参考)

株式会社AlbaLink「和室に関する意識調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000055654.html

※ この記事は2024年10月18日に再公開された記事です。

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