まいどおおきに!集中している時は食べるのを忘れる時もある系オカン、さとえみです!
皆さん、食べるのは好きですか?
我が家のベルギー人夫は「食べ尽くし系」。
今回は、そんな話をしたいと思います。
結婚前は猫をかぶっていたらしく、発覚したのは新婚時代。
私が作った料理を残さず食べてくれるばかりか、鍋やフライパンに残った物までめざとく見つけて全部食べる姿には、けっこうなカルチャーショックを受けました。
足りないのではないかと思い、料理の量をどんどん増やしていっても、きれいに平らげます。
残りまくるのもツライですが、作っても作っても全部食い尽くされるのも、なかなか精神にきまして……。
とうとう我慢できなくなったオカンは、夫に理由を聞いてみました。
「そこに料理があるから」みたいな、まるで登山家な答えだったらどうしようとドキドキしていたら……。
「小さい頃、これくらいしないと食いっぱぐれた」と言うのです。
夫は5人兄妹の末っ子で、1番上の兄とは年が10歳も離れています。
「弟のために配慮してくれそうなものなのに」と言うと、「その兄に、いつもおやつや料理を取られていた」と言うではありませんか。
そんな生活だったので、「食べ物を見たら、とりあえずあるだけ全部食べる」というのが信条に。
そして、大人になりベジタリアンになってからも、自分が食べられる料理は全部食らい尽くすようになったんだそうです。
さらに聞くと、夫の子ども時代は「温め直す」という習慣がなかったらしく……。
そもそも暖かい食事は1日に1度だけだし、その貴重な1回の暖かい食事も「一度冷めた料理は捨てる」 が当たり前だったそうです。
「料理を保存する」という考えが、そもそもないということが判明。
オカンは、保存に便利な冷蔵庫の存在や温め直しに便利な電子レンジなどを紹介し、「一度に食べすぎない方が健康にもいい」ということを説明しました。
我が家は国際結婚でもあるので、もともと文化が違うことは承知の上で結婚したものの……。
こうして目の当たりにし、その背景について話を聞いてみると、自分と全然違いすぎてビックリするものですね。
今は、こんな風にネタになってくれてありがたいとすら思いますが、 新婚の頃はけっこうビターな思い出だったのでした。
皆さんは、食べるのが好きですか?
ほなまたね!