夏といえば、海や太陽、お祭りなど、明るく楽しいイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。
そんな夏(6月・7月・8月)に生まれた女の子には、明るくすがすがしい印象を与えるような名前を付けたいですよね。
一般的に夏生まれの女の子には、夏という漢字や海、空、花など、夏を連想させる漢字を使った名前を付けることが多いです。
古風な雰囲気にしたい場合は、文月や葉月など旧暦を用いるのも良いですね。
夏生まれの女の子に付ける名前といえば、「夏」という漢字を使ったものが定番です。
夏という漢字は、夏の明るさや爽やかさが伝わりやすいだけでなく、誰でも読みやすい・親しみやすい傾向があります。
夏という漢字を使った女の子の名前には、以下のようなものが挙げられます。
夏という漢字を使わず、「なつ」という読み方が入る名前も人気です。
「なつ」の響きがあるだけで、夏らしい雰囲気を演出できます。
「なつ」の読み方が入る女の子の名前には、以下のようなものが挙げられます。
夏生まれの女の子には、夏に咲く花や果物を名前に入れるのも良いでしょう。
ここからは、夏の花や果物をイメージした女の子の名前についてご紹介します。
観葉植物である葵は、男女ともに名前の人気の漢字です。
かっこよさや爽やかさ、かわいさなどを兼ね備えた印象になり、さまざまな漢字と組み合わせやすい魅力があります。
太陽に向かってまっすぐ伸びる華やかな向日葵は、夏を代表する花です。
大きな花びらがはじける笑顔を連想させることから「笑顔にあふれた元気いっぱいの人生を歩んでほしい」との願いを込めた名前になります。
6月の梅雨の時期に、どんよりとした空気を明るく彩ってくれる花が紫陽花です。
紫陽花の紫という字を名前に使って、さまざまな漢字と組み合わせると良いでしょう。
百合の花は、キリスト教で「純潔」のシンボルとされており、可憐で優雅なイメージがあります。
また「百」には満点、長寿などの意味合いを込められるので、名前に付ける漢字としてぴったりです。
水面に浮かぶかわいらしい蓮の花は、7~8月頃に見ごろを迎えます。
日本画や日本庭園などでもなじみ深い蓮は「穏やかな心をもつように」との願いを込めて、名前に入れる方が多いです。
杏は6月中旬~7月にかけて収穫されて、甘酸っぱいジャムなどになります。
初夏になると市場に出回ることから、夏生まれの赤ちゃんの名前に取り入れられることが多いです。
夏を代表する果物のひとつが、梨です。
たわわに実がなるイメージから「豊かな感性や才能を育み、たくさんの人に優しさを分け与える人になるように」との思いが込められます。
夏になると、木々は濃い緑色の葉っぱをまといます。
そんな「葉」の漢字を使った名前も、夏生まれの女の子に人気です。
8月の旧暦が葉月であることから、葉が入った名前は古風で気品のある雰囲気を出せる特徴があります。
そのほかにも、夏の花としては李(すもも)、朝顔、芙蓉(ふよう)、桔梗(ききょう)、ジャスミン、カンナ、撫子(なでしこ)などが挙げられます。
これらの漢字を取り入れた女の子の名前の一例は、以下のとおりです。
夏といえば、広い海や青い空などが思い浮かぶでしょう。
ここからは、夏を連想する漢字を使った女の子の名前についてご紹介します。
海は「大きくて広い」「多くのものが集まる場所」などの意味をもつので、名前に取り入れる漢字としてぴったりです。
夏生まれの女の子の名前に入れる際は「うみ」「かい」「み」などの読み方で用います。
海と同様に、夏を連想させる漢字が波です。
波はときに激しく、ときに穏やかになることから「強さと穏やかさを兼ね備えた人になってほしい」との願いが込められます。
渚は、波打ち際を指す言葉です。1文字だけでも「なぎさ」と読んで素敵な女の子の名前になりますが、他の漢字と組み合わせて、2文字で「なぎさ」と読むケースもあります。
船に張る帆は、船を走らせるために欠かせない存在です。
帆を名前の中に入れれば「自分の思いをしっかり伝えられる子になるように」との思いが込められます。女の子の名前の末尾に付けられることが多い漢字です。
凪とは、波や風のない穏やかな海の状態を指します。
このことから「優しく穏やかな子になるように」との思いを込めた名前にできるでしょう。
夏の穏やかな海辺を連想させる汐は、画数が少ないことから優しいイメージがあり、女の子の名前として人気です。
「しお」「せき」などの読み方で、名前に取り入れられます。
夏の空はどこまでも青く澄み渡り、爽やかで雄大なイメージがあります。
無限の可能性やおおらかさなどの意味を込めて、夏生まれの女の子に空を使った名前を付ける方が多いです。
ここからは、生まれた月である6月・7月・8月にちなんだ女の子の名前をご紹介します。
古風な雰囲気を出したい方は、名前に旧暦を取り入れるのも良いですね。
6月は、旧暦で水無月といいます。
ここから着想を得て「みつき」「みづき」という響きをもつ名前を付けるのが人気です。
7月の旧暦である文月に用いられる「文」の字には、聡明で美しいイメージがあるため、女の子の名前に取り入れやすいです。
また、7月の誕生石であるルビーをイメージして、紅を入れるのも良いでしょう。
8月の誕生石であるペリドットには「友愛」「希望」などの意味があります。
このことから、友や愛などを名前に入れると素敵ですよ。
今回は、夏生まれの女の子に付けたい名前についてご紹介しました。
夏は、海や空、向日葵など明るいイメージがあります。
夏生まれの女の子が明るく楽しい人生を送れるよう、ぴったりな名前を考えましょう。