七五三は、古来の伝統儀式である3歳の「髪置き(かみおき)の儀」、5歳の「袴着(はかまぎ)の儀」、7歳の「帯解(おびとき)の儀」に由来して、現代でも3歳、5歳、7歳の年にお祝いします。
それぞれの儀式の概要は、下記のとおりです。
女の子の3歳の七五三はいつ?どんなお祝いをする?気になる服装の選び方もご紹介
4,013 View女の子の健康的な人生を願う伝統行事のひとつが、七五三です。初めて迎える3歳の七五三では、どんな風にお祝いすればいいのかわからないパパママも多いです。そこで今回は、女の子の3歳の七五三について、準備するものや祝い方、服装の選び方などを解説します。女の子の3歳の七五三を控えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
女の子の3歳の七五三はいつ行う?
上記から、一般的に女の子の七五三は、3歳と7歳で行います。
ただし、5歳にやってはいけないということではなく、ご家庭によっては5歳で行うケースもあるようです。
また、男の子が3歳で行うケースもあります。
参考:神社本庁「七五三」
お参りの日は「11月15日」とされている
正式には、毎年11月15日が七五三のお参りの日とされています。
とはいえ、実際には、10月中旬~11月下旬頃の間にお参りする方が多いようです。
1年を通して受付している神社もあるので、11月15日にこだわりすぎず、都合の合うタイミングで行きましょう。
なお、七五三をはじめとした祝い事の日程決めで、大安や仏滅などの六曜を気にする方も少なくありません。
一般的に縁起が悪いとされているのは、下記の日です。
・仏滅:1日を通して凶
・赤口:午前11時~午後1時の間のみ吉、それ以外は凶
・先負:午前は凶、午後は吉
縁起の悪い日時が気になる方は、上記のような日は避けると良いでしょう。
数え年 or 満年齢は都合の良いほうでOK
昔は七五三を数え年で行う方が多い傾向にありましたが、現代では満年齢で行うご家庭も多いです。
数え年では生まれた時点を1歳と考えるので、だいたい「実年齢+1歳」となります。
一例として、2023年における満年齢と数え年の表は下記のとおりです。
近年では数え年、満年齢のどちらでお祝いしても構わないため、兄弟や友達と同じタイミングで行うなど、都合の良い年を選びましょう。
ただし、女の子が早生まれの場合、3歳の七五三は満年齢でお祝いするのが良いでしょう。
数え年だとまだ2歳の場合が多く、早生まれの子にとって負担が大きくなってしまう可能性があります。
3歳女の子の七五三の祝い方
3歳の女の子の七五三では、お参りや記念撮影、食事会などを行うのが一般的です。
ここからは、3歳女の子の七五三の祝い方について解説します。
神社にお参りに行く・ご祈祷を受ける
3歳女の子の七五三におけるメインイベントが、神社でのお参りおよびご祈祷です。
ご祈祷とは、社殿に上がって神職に祝詞を読んでもらい、神様にお願い事を伝える儀式を指します。
ご祈祷は必須ではありませんが、希望する場合は予約しておくのが無難です。
記念撮影をする
七五三の晴れ姿を形に残すために、記念撮影を行うご家族が多いです。
記念撮影をするタイミングは自由ですが、午後になると小さい女の子が疲れて不機嫌になってしまう可能性もあるので、午前中に済ませておくと良いでしょう。
写真館で記念撮影をしたい場合は、事前の予約が必要です。
また、神社などを背景に撮影したい場合は、出張カメラマンに依頼する方法もあります。
家族・親戚で食事会をする
七五三で祖父母や親戚を招く場合は、食事会を開くのも良いでしょう。
食事会はレストランや料亭などのお店で実施するケースと、自宅で実施するケースがあります。
レストランや料亭では、七五三コースが提供されていることもあるので、事前予約の際にリサーチしてみましょう。
自宅で食事を用意する場合は、下記のようなメニューがお祝いの場に適しています。
・祝い鯛
・ちらし寿司
・お刺身
・赤飯 など
このようなメニューを自分で調理するのは大変であるため、ケータリングやデリバリーサービスを利用するのも良いでしょう。
3歳女の子の七五三におすすめの服装
女の子の七五三では、定番の和装だけでなく、洋装を選ぶ方も増えています。
ここからは、3歳女の子の七五三に適した服装について解説します。
女の子の七五三の服装
まずは、主役である女の子の服装について解説します。
最近では和装だけでなく、洋装を着る女の子も増えているので、ぜひチェックしてみてください。
◆1:和装
七五三の定番ファッションといえば、和装です。3歳の女の子には、下記のようなアイテムを用意するのが一般的となっています。
三つ身を着て兵児帯を締め、被布を羽織れば、子どもらしいかわいらしさが引き立つでしょう。
なお、7歳の七五三では、三つ身ではなく「四つ身」と呼ばれる着物を着ます。
着物一式にかかる費用を安く抑えたい場合は、中古やレンタルという選択肢もあります。
レンタルサービスを利用すれば、着付けなどを行ってもらえることもあるので便利です。
七五三の着物を購入する場合と、レンタルする場合の費用相場は、下記のとおりです。
◆2:ワンピース
七五三では和装が一般的とはいえ、着慣れない着物を嫌がって泣いてしまう女の子もいます。その場合は、無理やり和装を選ぶのではなく、着脱が簡単で動きやすい洋装を選ぶと良いでしょう。洋装を選ぶ場合は、普段着ではなく、フォーマル感のあるワンピースが無難です。女の子の憧れであるプリンセスのような豪華なドレスもあるので、女の子と一緒にデザインを選ぶのも楽しいですね。
ママの七五三の服装
ママの七五三の服装は、着物やワンピース、セットアップ、スーツなどが一般的です。
着物の場合は、主役である女の子よりも格が下になるよう注意し、パパママで格を合わせましょう。
落ち着いたデザインの訪問着や色無地、付け下げなどを選べば問題ありません。
パパの七五三の服装
パパの七五三の服装は、スーツが一般的です。
ネクタイの柄は派手になりすぎない程度に、明るめの色合いを選ぶとお祝いの場らしくなります。
スーツ以外の服装でも問題ありませんが、女の子やママの服装と合わせるよう心がけ、カジュアルになりすぎないようにしましょう。
3歳女の子の七五三に持っていきたいアイテム
3歳の女の子の七五三で、当日に持っておきたいアイテムとしては下記のようなものがあります。
七五三のような長時間のお出かけは、女の子にとってもパパママにとっても大変です。
着物が汚れないようにするためのクリップや、汚れたものを入れるビニール袋などは必需品といって良いでしょう。
また、女の子が手持ち無沙汰になったときのために、ひと口サイズのお菓子やおもちゃがあると便利です。
まとめ
今回は、女の子の3歳の七五三について、準備するものや祝い方、服装の選び方などを解説しました。
七五三をするためには、服装の手配や記念撮影、食事の準備が必要です。
女の子やパパママの負担が大きくなりすぎないようにしつつ、女の子の成長をみんなでお祝いしましょう。
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