小学校では、学年ごとにたくさんの教科書が配付されます。
親が悩むのが、大量の教科書をいつ処分するか。
5月に発表された「教科書を処分するタイミング」に関する調査結果には、保護者200人の「教科書を捨てる時期」についてのコメントが掲載されています。
子どもが小学校で使用した教科書類を処分するタイミングの1位は、「次の学年に上がった時」(45人)でした。
「毎年年度末に次の学年の準備をするときに思い切って全部処分することにしている」
「特別な理由がない限りスペースもないので学年があがったら処分します」
「見返せる様にその学年はとっておくが、それ以降は必要ないと思っているので」
家の収納にゆとりがあればよいですが、そうでなければ適宜処分をしないと空間を圧迫し続けてしまいます。
2位は「処分せずにとっておく」(34人)で、3位には「中学にあがったら」(33人)がわずかな差で続きました。
「処分せずにとっておく」と答えた人のコメントは、以下の通り。
「どれも大切な思い出だし、幸い収納スペースにも余裕があるから」
「思い出だからとってある」
「テストや受験のタイミングで見直して復習したいから」
今後の勉強に役立てたい、子どもの成長の思い出として教科書を残しておきたい、といった気持ちがうかがえます。
一方で「中学にあがったら」と答えた人からは、「下の子供の勉強に使用できるかもしれないから」や「小学校在籍中は何かの場合に必要になる可能性があるのでとっておきます」といった回答が寄せられました。
4位は「1年くらい」(31人)、5位は「2年くらい」(28人)が続きました。
それぞれ、「1年位は見返す機会があるかもしれないから」や「3・4年など、2年間跨ぐ教科書もあるため、念のため1年間は保管しておき、2年目が過ぎたら処分しています」といった理由が挙がっています。
参考:
ARINA株式会社「お子さんの小学校で使用した教科書類、どのタイミングで処分しますか?」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000284.000076895.html