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公開 2023年07月14日  

お宮参りで必要なお金とは?相場や初穂料(ご祈祷料)の包み方もご紹介

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赤ちゃんが生後1ヶ月を迎え、お宮参りを検討中の方も多いのではないでしょうか。お宮参りをするためには、初穂料や衣装代、食事代などさまざまな費用がかかります。今回の記事では、お宮参りで必要なお金についてご紹介します。お宮参りに向けて準備を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。


お宮参りでかかるお金とは?相場はいくらなのか

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お宮参りでかかる項目や相場は、主に以下の通りです。

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ここからは、項目ごとの相場や、費用を抑える方法についてご紹介します。

初穂料(ご祈祷料)


初穂料とは、神社でご祈祷を受けるときに納める謝礼のことです。

お宮参りで納める初穂料の相場は、5,000〜1万円程度となっています。

神社ごとに初穂料は異なり、金額を明確に決めていないことも多いです。

その場合は、相場の金額を参考にして納めましょう。

初穂料は、一般的に受付の際に受付所や社務所で渡します。

熨斗(のし)袋に入れる場合は、おつりが出ないよう気を付けましょう。

初穂料の金額や渡し方についてホームページに記載がある神社も多いため、事前に確認しておくと安心です。


◆初穂料(ご祈祷料)を安く抑えるには

初穂料を少しでも安く抑えたい場合は、5,000円程度の安めの価格を示している神社を選ぶか、とくに金額指定のない神社を選んで5,000円を包むと良いでしょう。

ご祈祷はどうしても受けなければならないものではありません。

予算を抑えたい方だけでなく、ママや赤ちゃんの体調を考慮して短時間でお宮参りを済ませたい方は、ご祈祷を受けずに参拝するだけでも構いません。

大切なのは、赤ちゃんが生まれてきたことへの感謝と、これからの健やかな成長を願う気持ちです。

祝い着の購入費・レンタル費

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祝い着とは、お宮参りのときに羽織る着物のことです。

お宮参りでは、赤ちゃんは白羽二重(しろはぶたえ)の上に祝い着を羽織る和装スタイルが正装とされています。

祝い着の相場は、購入とレンタルで以下のように異なります。

・購入:2万~20万円程度
・レンタル:5,000~2万円程度

上記のように、基本的には購入するよりもレンタルする方が安い費用で済みます。


◆祝い着の購入費・レンタル費を安く抑えるには

祝い着の費用を安く抑えたい場合は、購入ではなくレンタルするのがおすすめです。

お店によっては、期間限定クーポンの配布などを行っていることもあるので、積極的に利用しましょう。

また写真館では、記念撮影をすることで衣装レンタル代を相場より安く設定している場合があります。

衣装を無料で貸し出している写真館もあるので、気になる方は検討してみましょう。

最近では、和装ではなく洋装でお宮参りをするご家族も増えています。

ベビードレスやロンパースなどをすでに持っている場合は、それらを着用するのも1つです。

写真撮影代


お宮参りでは、赤ちゃんの特別な姿を写真に残すご家族が多いです。

写真撮影の方法は、写真館での撮影と出張撮影の2パターンがあります。

写真館での撮影は、天候に左右されない点が魅力です。

一方で出張撮影では、神社や季節感のある景色を背景に特別感のある写真を撮ってもらえます。

写真館と出張撮影それぞれの相場は、以下の通りです。

・写真館の場合:2万~12万円程度
・出張撮影の場合:1万~4万円程度

写真館での撮影代には、衣装代やヘアメイク代が含まれているケースがほとんどです。

それに対して出張撮影の場合はカメラマンの出張料や撮影料のみの値段となり、衣装レンタルやヘアメイク代は別途かかります。


◆写真撮影代を安く抑えるには

写真館の料金プランは、基本料金に加え、着付け・パパママの衣装レンタル・ヘアセットなどさまざまなオプションメニューがあります。

少しでも写真撮影代を安く抑えるためには、このようなオプションを追加しないのがポイントです。

また、土日祝日よりも平日の方が価格を安く設定している写真館もあります。

スケジュールを組む際は、平日に行えるかも検討してみましょう。

さらに費用を抑えたい場合は、セルフで撮るのも1つの手段です。

お食事会の費用


お宮参りで祖父母や親戚を招待する場合、お食事会を開くことが多いです。

お食事会を自宅で開くかお店で開くかによって、費用は以下のように異なります。

・自宅の場合:1人2,000円程度~
・レストランや料亭の場合:1人5,000~1万円程度

レストランや料亭によっては、お宮参りコースなどが用意されている場合もあります。

コースを利用する場合は事前予約が必要な可能性もあるので、よく確認しておきましょう。


◆お食事会の費用を安く抑えるには

お食事会の費用を安く抑えたい場合は、お店ではなく自宅で開催すると良いかもしれません。

自宅でお食事会をすれば、赤ちゃんも慣れた場所でリラックスして過ごせます。

自分で料理を作るのが大変な場合は、デリバリーサービスやケータリングの利用も検討してみてください。

お宮参りでかかるお金は誰が出す?


お宮参りでかかるお金は、基本的にはパパママが出すと考えましょう。

祖父母が出してくれるという場合は、断るのではなくお言葉に甘えて感謝を伝えるのがおすすめです。

かわいい孫のためにお金を出したいと思う祖父母の気持ちを素直に受け入れましょう。

また、祖父母が遠い場所から来るという場合には、交通費や宿泊費、お土産について事前に話し合っておくとスムーズに段取りを組めるでしょう。

お宮参りの初穂料(ご祈祷料)の包み方

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お宮参りでご祈祷を受ける場合は、初穂料を包んで用意する必要があります。

ここからは、初穂料の包み方についてご紹介します。

お金は新札 × 1枚がマナーとしては良い


熨斗袋に入れるお札は、できるだけ新札を用意しましょう。

新札がない場合は、新札に近いきれいなお札が望ましいです。

汚れていたり破れていたりするお札は、マナー違反となるので注意してください。

紅白蝶結びの熨斗(のし)袋にお金を入れる

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熨斗袋にはさまざまな種類があり、お宮参りの場合は紅白蝶結びの熨斗袋が適しています。

紅白の色味は昔から縁起が良いとされており、蝶結びの水引は繰り返し結び直せることから、「何度あっても良い」お祝いであることを意味するからです。


一方で、結婚祝いなどで使用される結び切りの水引は、1回結ぶとほどけないことから「繰り返さなくて良い」お祝いごとに使われます。

「何度あっても良い」お祝いであるお宮参りに結び切りはふさわしくないため、間違えないように注意しましょう。

紅白蝶結びの熨斗袋が用意できない場合は、一般的な白封筒でも構いません。

お札を熨斗袋に入れる際は、肖像画が上部・正面を向くように向きをそろえて入れます。

神社にはふくさに包んで持っていく


熨斗袋を神社へ持ち運ぶときにはふくさに包みます。

お宮参りなどのおめでたい行事のときには、暖色系のふくさが適しています。

紫色のふくさであれば、慶事・弔事両方に使えて便利です。

お宮参りの初穂料(ご祈祷料)の書き方


初穂料を包む熨斗袋には、赤ちゃんの名前・納める金額・住所などを記入します。

ここからは、初穂料の正しい書き方についてご紹介します。

中袋の書き方


熨斗袋の内側に入れる中袋の表面には、納める金額を旧漢字で書きます。

金額が10万円を超える場合は、金額の末尾に「也」を付けるのが一般的です。

中袋の裏面・左下には、赤ちゃんの名前と住所を書いてください。

赤ちゃんが双子の場合は、連名で記入します。

年長者が左側にくるよう連名で並べ、1人ずつフルネームで記すのが基本です。

熨斗袋に書く文字は、筆や筆ペンを使って書くのがマナーです。

万年筆やボールペンは簡略的な筆記用具であるため、避けるのが無難でしょう。

また中袋がない場合は、上袋に直接お札を包んでも問題ありません。

表書きの書き方


熨斗袋の表には、筆または筆ペンで正面上段に「初穂料」または「玉串料」と書いてください。

両者は厳密には意味が少し異なりますが、お宮参りではどちらを使っても問題ありません。

正面下段には、赤ちゃんの名前をフルネームで書きます。

赤ちゃんが双子の場合は、年長者が左側にくるよう連名で並べ、1人ずつフルネームで書いてください。

白封筒の場合


熨斗袋が用意できない場合は、白封筒で代用しても問題ありません。

その場合も、書き方は熨斗袋に準拠したものになります。

表面の上段正面に「初穂料」または「玉串料」と書き、下段に赤ちゃんの名前を書きましょう。

そして封筒の裏面・左下には、住所と納める金額を記入してください。

まとめ


今回は、お宮参りで必要なお金についてご紹介しました。

お宮参りでは、初穂料や衣装代、食事代、写真撮影代などさまざまな費用がかかります。

衣装レンタルやクーポンの利用など安く抑えるコツを踏まえ、予算と照らし合わせながら当日の計画を立てましょう。

また、初穂料は包み方や書き方に細かなルールがあります。

お宮参りは「何度あっても良い」お祝いのため、熨斗で包む場合は、必ず紅白蝶結びのものを選ぶのが基本です。

慣れていなくても、筆や筆ペンで一文字一文字丁寧に書くことを心がけましょう。

※ この記事は2024年11月13日に再公開された記事です。

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