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公開 2015年08月14日  

子ども同士のおもちゃの取り合い!どんな風に対応したらいいの?

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子どもが集まる場に行くと、よく起こるのがおもちゃの取り合い。まだお互いに譲るということが難しい年ごろでもあるので、ダダこねから大泣きに発展したり、親どうしが何となく気を遣いすぎてしまったり、色々な光景が展開されます。そんな繰り返しにちょっぴり憂鬱になってしまうママもいるかもしれませんね。そんな時、どんな風に対応したらよいのでしょう?私の体験談をお伝えします。


1~2歳の子が集まれば、おもちゃの取り合いはあちこちで頻発!

我が家の末っ子も3歳を過ぎましたが、生後半年前後~1歳代の頃は、よく地域の親子の集いの場に通っていました。末っ子が生後半年で東京から北海道に引っ越したので、赤ちゃんを通して地域の知り合いが増えていくのは、とても嬉しかったですね。



さて、集いの場で、赤ちゃんの頃はお互い見つめ合ったり、ハイハイで寄っていってちょっかいを出したりなんていう穏やかな交流をしている子どもたちの様相は、成長とともに突然変わってきます。そう、「おもちゃの取り合い」が始まるのです!



1人の子が遊んでいたおもちゃを他の子が奪って、奪われた子が泣き出して。奪った子のお母さんがあわてて「お友だちの遊んでいるのを取っちゃダメ」。奪われた子のお母さんが「○○ちゃんも使いたかったのよね。(我が子に)はいどうぞしてあげたら?」。こんな光景が何度も繰り返されます。

子どもは取り合いからも勉強している

1歳代は、自我が急速に芽生える時期。「自分で!」「やりたい!」「ぼくのわたしの!」の気持ちが非常に強くなっていくので、心の中ではちょっぴり「取ったら泣いちゃった、あれれ」と自分がやってしまったことに戸惑いを感じながらも、なかなか自分の気持ちを抑えられないのですよね。相手が泣くと、つられて自分も大泣きしたり、すねてしまったり、ということもよくあると思います。



「人が使っているのものをいきなり取ってはいけない」とか「順番こ」、「少し遊んだら貸してあげよう」などのことはひたすら地道に伝えていくしかありません。我が家では、小学生同士でも、勝手に使った使わないでよくケンカが起きているくらいです。



しかし、幼児の頃は、常に力づくで取り合いをしていましたが、段々、理屈をつけて奪ったり、そんな相手の行動を批判しながら奪い返したりなんていう光景も出てきます。ケンカがエスカレートするとお互いに気分がよくないようで、少し時間がたつとまた一緒に遊んでいたりします。子どもどうしの物の取り合いは、成長過程で必ず通る道なのだなあと思います。

気持ちを受け止めたうえで、引き離す

兄弟どうしだったら放っておけることも、小さな子どうしの取り合いは大人のフォローが必要。まだおしゃべりで自分の気持ちを伝えられない年頃だと、思わず相手の子に手が出てしまうこともあります。そうすると、子どもどうしも親どうしも、その場の居心地が悪くなってしまう場合も。この時期はやはり、親が見守り、「○○ちゃん、びっくりさせてごめんね」「使いたかったんだね、でも順番こだよ」「はいどうぞ、しようね(返そうね)」などと、気持ちを受け止めてあげたり仲裁を。両方ともどうしても気持ちが収まらない場合には、いったん引き離し、ほかのおもちゃや外の景色などに目を向けさせて気分転換させてあげる方がよさそうです。



その時には譲ったり謝ったりということ難しくても、当人たちの心に残っていて、ある日突然「はいどうぞ」と貸したり返したりができるようになることも。そんな時が来たときって、親もとても嬉しいものですよ。そして、思いっきりほめてあげてください!

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親どうしの距離が近づくきっかけにも

取り合いをなだめる場って、何となくママ同士も居心地がよくないもの。注意の基準や仕方も人それぞれであるので、微妙な空気が流れてしまうこともないとは限りません。



私は自分の子が取り合い真っ盛りだった時、「最近だいぶ自己主張が強くなってきて・・・」「取り合いの多い時期に育ちましたね!」などと相手のママに自分もその都度試行錯誤していることを伝えました。同じ年頃の小さな子を抱えるママ同士、こんなことも通して交流した時間は、とてもいい思い出になっています。

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