7月、8月はお子さんが夏休みに入ります。
小学校の場合、自治体によりますが夏休み期間は30〜40日に及ぶので、食事の準備はなかなかに大変…。
今年6月に発表された「夏休み期間中の料理に関する調査」の結果から、親のリアルな意見を見ていきましょう。
調査対象は、全国の小学生・中学生の子どもがいる親で週1日以上料理をする300人でした。
「子どもの夏休み期間中の料理を負担に感じるか」を聞くと、「少し負担に感じる」(41.0%)が最も多く、「とても負担に感じる」(38.0%)が続きました。合わせて79.0%が夏休み中の料理を負担に感じていることがわかりました。
負担に感じている内容については、特に「献立を考えること」、「料理をする頻度」、「片付け・洗い物」の回答が目立ちます。
子どもの在宅時間が増えることで、料理をする頻度が上がります。それに伴って、献立を考えたり、洗い物をしたりするといった家事も発生するため、親の負担感が増してしまいます。
負担に感じることの1位である「献立づくり」について、もう少し詳しく見ていきましょう。
「献立がパターン化・マンネリ化していると思うか」の問いに対する最多回答は「とてもそう思う」(50.3%)で、次点が「少しはそう思う」(41.7%)でした。これらを合わせると92.0%が献立のパターン化とマンネリ化を自覚していることとなります。
昼食と夕食それぞれのパターン数を質問したところ、昼食では「5パターン以内」(73.3%)が、夕食では「10パターン以内」(41.0%)が1位でした。
「夏休み中の献立について、子どもからどのような発言をされたか」を聞くと、「なんでもいいと言われる」と答えた親が71.0%に上っています。
「子どもから言われてイラッとする発言」のトップは、「なんでもいいと言われたのに文句を言われる」(43.0%)で、「また○○~?と不満そうに言われる」(41.7%)が続きました。
参考:
株式会社ピーステックラボ「夏休み期間中の料理に関する調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000042763.html