マイルールその1は、ママ友に限らず、基本的な友達づきあいのスタンスとして、私が気をつけていることです。
私は学生時代、自分の家族よりも友達付き合いを優先させるような生活をしてきました。約束事の優先順位はいつも友達が上。「友達が一番大事」そんな価値観を持っていました。でも、年齢を重ねて行くうちに、その考え方は変わってきました。
友達って、長くおつきあいが続く場合もあるけれど、生活環境が変化していくとともに、距離感や、つきあい方も変わっていくものなんだな、って気づいたんです。
そして、そんな中でも常に自分の生活の一番基礎となる人間関係は、家族なんだという当たり前のことにも、三十路を過ぎてからやっと気がつきました。一番近くで、いつも自分を支えてくれているのは、家族なんだということ。
そこに思い至ってからは、家族との時間、家族との関わりを一番に考えるようになりました。そして、大切にすべきものがはっきりしてくると、友達関係でいざこざが起きたときにも、あまり思い悩むことがなくなりました。「何があっても、私には家族というかけがえのないものがある」という思いが、自分の支えになっているのだと思います。
ママ友と気持ちのよい関係を築くための4つのマイルール
3,181 View「ママ友」って、昔はなかった言葉ですよね。ドラマやメディアの印象から、なんだかドロドロした人間関係を想像してしまうという方もいると思います。今回は、ママ友とのおつきあいで、私が気をつけている4つマイルールについてご紹介します。ママ友付き合いが今から億劫に感じているプレママさんや、ママ友付き合いに悩んでおられるママさんに、読んでいただけたらうれしいです♪
マイルールその1 家族1番、友達2番。
マイルールその2 友達付き合いのスタンスが似た人とつきあう
私は、何でも思ったことを正直に、面と向かって言ってくれる人が好きです。例えば、私が「こんな失敗をしちゃって〜」と話したときに、「そんなことないよ〜」と気を使って言ってくれる人より、「あちゃ〜そりゃまずいね!(笑)」と笑ってくれる人の方が、つきあいやすいのです。
それは、「この人、本当はどんな風に思っているんだろう…。」と考えなくてすむから。自分自身が、開けっぴろげで何でも人に話す方なので、同じような人の方が、気疲れしないんです。
メールに関しても、私のママ友は返信に2〜3日ぐらい間が空くなんて、しょっちゅうです。でも、「忙しいんだな〜、ま、そのうち返事くるでしょ。」くらいにしかお互い感じません。頻繁にメールをしたり、返信がすぐに欲しいような人にとっては、きっとストレスだと思います。
そういう方には、「私は返信が遅い方なんです」と、あらかじめ伝えておくようにしています。そうすれば、お互いに余計なストレスをためずに済みます。
それから、グループで仲良しな場合。グループとは別に、2人で遊んだり出かけたりすることに、焼きもちをやく人っていますよね。私は、そういうのもちょっとダメです。お互いに、誰といつ会っていても気にならない、依存しない距離感が、私にとっては心地よいのです。
自分のスタンスを変えて、「すぐにメールを返す」「頻繁に遊ぶ」ということを心がけようとしても、おつきあいを長く続けて行くには、無理が出てくると思います。「自分のスタンスは崩さない」というのが、お互いにとって結果的に良いような気がしています。
マイルールその3 「あいさつ」と「声がけ」は、自分の方からみんなにする
私は、自分が気疲れするくらいなら、その人とのおつきあいは疎遠にしてしまってもいいのでは、と思っています。ですが、そうは言ってもサークルや幼稚園や、グループで付き合いを持たなければならない場合もありますよね。そのような場合は、最低限のおつきあいを、気持ちよくできるように気をつけています。
息子はまだ幼稚園には行っていませんが、発達につまづきのある子ども達の通う、「療育」というものに行っています。息子の通っている「あさがお園(仮名)」は、午前中は親子が一緒に参加し、午後は母子分離、子どもだけでの活動になります。
ですから、普通の幼稚園・保育園よりも、保護者同士の関わりは密かもしれません。そこでも、私のママ友付き合いの、基本的なスタンスは変わりませんが、この「あいさつ」「声がけ」はみんなにするように、心がけています。
例えば、子どもの活動を待つ間、保護者はフリータイムなので、「ランチに行こうか?」となることがあります。そんなときは、その場におられる方、必ずみなさんにお声がけするようにしています。
そして、個人的に会う約束をする場合には、他の方がいないところや、メールなどでその相手とのみやりとりをするようにしています。実際に行く・行かないは別にしても、その場にいるのに誘われないって、なんだか仲間はずれみたいに感じて、悲しい思いをされる方もいらっしゃるかな、と思うのです。
必然のおつきあいでも、自分のスタンスと違う方とは、無理に親密になる必要はないと思います。でも、距離感を保つことと、相手を傷つけることは、また別です。そういう方とも、お互いに適度な距離感を持って、気持ちよくおつきあいができるようにしていきたいと思っています。
マイルールその4 自分の子育て観を、相手に押し付けない
世間では、ママ友付き合いがわずらわしくて…という話もよく耳にしますが、私の場合は全く逆です。
私は、大人になってから、なかなか学生時代の友人のようなお友達に出会えずにいました。そんなものかな、とも思っていました。でも、子どもが生まれて、子育てを通じて知り合えた方の中から、本当に何でも話せる友人ができました。会っているとあっという間に時間が過ぎてしまうような、そんな関係です。
「何でも話せる」と書きましたが、そんなママ友さんとの関わりでも、自分で気をつけていることがあります。それが、マイルールその4です。
私は、子育てに関するアドバイスは、相手に求められたとき以外は基本的にしないようにしています。だって、日々ご自分のお子さんと向き合われて、お子さんのことを一番考えておられるのは、やっぱりそのママさんなのだと思うから。
私の長男は、自閉症スペクトラムという障害があります。障害のある子どもは、「療育手帳」というものを取得することができ、息子もこれを持っています。これを取得すると、税金の優遇や、公共交通機関の減額など、障がいの程度に応じていろいろなサービスが受けられるようになります。ですが、手帳を取得することに抵抗があるママさんも、少なくありません。
私は療育園で知り合った、大好きなママ友がいます。くだらないことから、子どもの障がいに関する悩みまで、いろいろなことを話合える、大切なお友達です。そのママさんは、お子さんの療育手帳は取得されていません。同じ療育園に通うママさんの中には、そのことに対して、「なんで取らないの?早く取りなよ〜。こういう特典もあってね〜。」と、そのママさんに直接おっしゃる方もいます。
私も、就職や年金のことを考えると、いろいろと思いはあるだろうけど、やはり早めに取得しておく方が良いと思っています。そのことを、ママ友に伝えるか、悩んだ時期もありました。でも、結局伝えることはしませんでした。やっぱりそこは、踏み込んではいけないところだと思ったのです。
大切なお友達だからこそ、その方の思いを尊重したい。そして、何かアドバイスを求められれば、いつでも答えられるように、準備をしておきたいと思っています。
子どもはそれぞれの親御さんにとって、本当に宝物のような存在です。そして、それぞれのご家庭には、それぞれの子育ての方針、子どもへの思いがあります。いくら仲良しのお友達でも、簡単に立ち入ってはいけない部分もあると思うんです。それは、お子さんに障害があっても、なくても、同じなのではないでしょうか。
子育ては、人間関係を広げるチャンス!
私は、決してママ友も、その他のつながりの友達も、多い方ではありません。そんな私でも、子育てを通して、心許せるお友達が何人かできました。なので、「ママ友」という言葉のイメージに振り回されて、大切な出会いを逃しては、もったいないと思うのです。
たくさんのママ友を持つ必要はないけれど。きっとあなたにとって、子どもを通してのママさんとの出会いは、子育てを一緒に楽しめるような、心許せるお友達ができるチャンスでもあるのです。
この4つのマイルールが、あなたと、ステキなママ友との、出会いのきっかけになることを願っています。本当のママ友って、子育ての喜びや悩みを共有できる、ステキな友達関係だと思いませんか?
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