首都圏在住、30代の夫婦が増やしたい年収幅は「100〜200万円未満」

首都圏在住の30歳以上39歳未満の既婚男女1708人が回答した「世帯年収に関する調査」の結果によると、増やしたいと思う世帯年収幅は夫婦ともに「100万～200万円未満」であることがわかりました。

調査結果には、年収アップに向けて夫婦が実際に取り組んでいることも掲載されています。

「あとどのくらい世帯年収を増やしたいか？」の質問に対して、1位は男女ともに「100万～200万円未満」（男性：23.6％、女性：22.2％）でした。

しかし、2位以降には男女で差が見られました。

男性では「500万円以上」（20.7％）と「200万～300万円未満」（15.8％）の回答率が高かったのに対して、女性では「特に増やしたいとは思わない」（18.3％）と「50万～100万円未満」（15.5％）と答えた人の割合が高い結果となっています。

世帯年収を増やしたいと答えた人に「増やすために何かしているか？」を尋ねると、男性では「投資などの資産運用」（42.1％）が、女性では「何かしたいと思っているが、何もしていない」（43.2％）が最多回答となりました。2位は、男女ともに「副業・アルバイト」（男性：24.2％、女性：28.6％）が続きました。

「何かしたいと思っているが、何もしていない」と回答した人にその理由を質問すると、男女ともに回答の上位は「時間がない」（男性：47.4%、女性：43.2%）や「何をしたら良いかわからない」（男性：27.7%、女性：32.8%）でした。

一方で、世帯年収を増やそうと思うようになった「きっかけ」を聞くと、男女ともに「出費の増加」（男性：33.3%、女性：34.3%）と「家族の増加」（男性：32.2%、女性：23.3%）の回答率の高さが目立ちました。

ほかには、「教育費の増加」（男性：14.6％、女性：20.7％）や「結婚」（男性：14.6％、13.0％）も挙がりました。

参考：
一般社団法人 日本リレーションシップ協会　「世帯年収」の調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000092251.html