14年前、我が家の第1子が赤ちゃんの時は、「生後3ヵ月前後からスープや果汁も与えて、スプーンに慣れさせたり母乳やミルク以外の味を少しずつ体験させたりして離乳食に備える」ということを育児書その他で見聞きしたものです。しかし、第1子以降4人の赤ちゃんの育児をする中で、離乳食を取り巻く流れは、「赤ちゃんの成長や発達を見ながら生後5~6ヵ月以降からのんびりマイペースで」となってきました。
生後5~6か月を目安に、ドロドロ状のおかゆから離乳食を始めてみた場合、赤ちゃんが全く興味を示さないこともあります。そんな時は、無理して続けないことをおすすめします。月齢よりも、家族が食べる様子を見て赤ちゃんが興味を示しているなど、赤ちゃんの興味の出具合の方が大切なポイント。
我が子の中にも、生後6ヵ月でおかゆや野菜のすりつぶしを試した時には口を真一文字に結んで受け付けない子がいました。上の子たちもまだ幼児だったのでお世話に忙殺されていて離乳食はいったん中断。「いったん」のつもりがバタバタの日々が思っていたより過ぎていて、生後8ヵ月になるころに再開したところ、スムーズに進んだという経験があります。
育児書などには、量を1さじずつ増やす、新しい食材も1日に1つ、少しずつ増やすと書かれており、これは赤ちゃんが身体の中に初めての食材を取り込んでいく上で慎重で安心な形ですが、全ての赤ちゃんの離乳食がこのような形で進んでいくわけではないのだなあと感じました。
初めての離乳食に取り組むポイント!先輩ママが語る離乳食を始めるタイミングと心構えとは?
1,123 View今まで、母乳やミルクを飲むだけだった赤ちゃん。授乳も慣れるまでは大変ですが、毎日の生活の中に自然に授乳タイムが溶け込んでくると、「離乳食」に対して構えてしまったりちょっぴり面倒に感じたりすることもあるかもしれません。初めて離乳食に取り組む際のポイントについて、開始時期と心構えをご紹介します。
食べ物への興味が出始めたら離乳食をはじめよう
赤ちゃんと遊ぶ時間を優先にするために、うまく手を抜く
離乳食を始めてみようかなと思う生後半年前後の赤ちゃんは、表情も動きもどんどん豊かになり、1人遊びも活発に。かまってほしい~という意思表示もはっきりしてきますよね。そんな様子の赤ちゃんとの何気ない時間は、見ているだけでも幸せな気分になれるもの。
赤ちゃんにはなるべく手をかけた新鮮な手作りものものを最初から口に入れさせたいと願っていても、毎回出汁を取って手作り!と力を入れることで、もし、赤ちゃんを見守る時間が減ってしまいちょっとつらいなと感じてしまったら、本末転倒かもしれません。毎回手づくりと頑張るより、一度に多めに作って小分け容器などで冷凍保存。毎日の離乳食の作業を減らし、親子で時間を共有することを優先にした方が、赤ちゃんもママもハッピーになれるかもしれませんね。
体重の増えよりその子のペース、体重と身長のバランスを見る
離乳食が始まると気になるのが、食べる量や体重の増え具合。しかし、離乳食は、母乳やミルクでは段々足りなくなってくる栄養を補う「補完食」として、おおむね1歳半ぐらいまでに色々な形状素材を体験することという位置づけです。
1歳前後までは、まだまだ母乳やミルクによる栄養が中心ですくすく育ちます。体重の増えが少ないこと=離乳食が進まないこと、と単純に結びつけず、小さめでも細身でも、その子のペースで体重が増えているか、身長と体重のバランスが取れているかなどを、母子手帳のグラフで見たり、乳児健診の際などに医師や保健師さんなどに聞いてみましょう。
いかがでしたか?離乳食いつ始めようと不安になる方の参考になればうれしいです。
1
追い詰められたママのイライラは、子どもに向かう。それを救ってくれたパパの言葉
とげとげ。
2
赤ちゃんの肌にいいの?悪いの?冬至の「ゆず湯」の秘密
離乳食・幼児食アドバイザー 園田奈緒
3
産後のウラミは根深くて…10年経っても忘れられない夫の言葉
コノビー名作集
4
「勝ち負け」へのこだわりがエグい…癇癪を笑顔にかえる画期的アイデア
いそめし ちかこ
息子をめぐるバトル勃発!?「だれがすきなの?」への返答が、流石すぎ♡
コノビー名作集
やば…言いすぎた!?娘の夏休みの宿題との関わり方を考えました
コノビー名作集
夫よ、ごめん…!夕食の味噌汁がつい「濃いめ」になっちゃうワケ
コノビー名作集
家事の最中にしゃべり続ける息子。ママに話しかけているかと思いきや、実は!
コノビー名作集
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
座ったまま「ママ、お箸は~?」と聞く息子に、パパがひとこと。
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』