離乳食初期は、やわらかく煮てすりつぶしたおかゆや野菜の素材の味だけで十分。下の子になるにつれ、味付けが少しずつ濃くなってしまったという体験談もよく聞きますし我が家もそうでしたが、我が家の第1子は1歳半ぐらいまでは、ほぼ味付けなしで素材や出汁の旨みだけで食べていました。
ご飯や野菜を単独で食べなくてもあまり気にしなくて大丈夫。離乳食中期以降になったら、家族の野菜たっぷりの味噌汁から、味噌を加える前の野菜と汁を取り分けて細かく刻み、とろみをつけたり軟飯に混ぜ込んであげるのも手軽な離乳食になります。
初めての離乳食を上手に進める工夫とは?~赤ちゃんと楽しく過ごす時間を最優先に~
921 View初めて離乳食に取り組む際のポイント、今回は離乳食を進める上での具体的な工夫や注意点をお伝えします。ムリせず、赤ちゃんと楽しく過ごす時間を最優先にやってみてくださいね!
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038009775ご飯や野菜そのものの味を知らせる
月齢や体の成長に応じた食材の固さや形状、スプーンの形状もチェック
離乳食が進んでいた頃に、何だか突然食べなくなることも。口当たりやなめらかさが足りないのかなということも浮かびがちですが、実はその反対のことも。歯が生えていない赤ちゃんでも、歯茎の下に歯が揃ってきて、歯茎を使って食べたものをすりつぶしたり噛んだりすることができます。
次第に育つ、口の中ですりつぶしたり細かくして飲み込んだりする能力に比べてやわらかすぎる時にも、食べ具合が悪いこともあります。固さや形状の段階を進める時は、少し勇気がいりますが、合わなかったらまた戻せばいいこと。よく食べる赤ちゃんの食べ具合が落ちた時には、こんなことも視野に入れて色々試してみてください。
意外と見落としがちなのが、赤ちゃんにスプーンの形状が合っているかどうか。家庭で普段使っているスプーンは赤ちゃんに合わないこともあります。我が家の場合、持ち手が長めで口に入る部分が小さめの離乳食用のスプーンが、赤ちゃんも食べやすく親も使いやすかったので愛用していました。赤ちゃんの様子を見ながら、赤ちゃんの好みのスプーンが見つかるといいですね。
卵はアレルゲンの強い食品
栄養士さんや助産師さんなどから聞くのが、卵はアレルゲンが強い食品ということ。色々な食材を体験した後にゆっくり取り入れることもすすめられています。白身より黄身の方がアレルゲンが低いので、最初のうちは、固ゆでの卵の黄身だけつぶしてスープに混ぜたり、ハンバーグのつなぎなどとして、少しずつ体験させていくのが安心なようです。
ベビーフードもうまく利用
なるべく手作りのものをというのは理想ですが、子どもの食事作りはこれから長く続きます。作る人の体調が悪い時や時間がない時、外出先や旅行先などでは、衛生面で安心できるベビーフードも上手に利用してみてはいかがでしょうか。ベビーフードのあんかけ野菜を軟飯に混ぜたり、あんかけ豆腐にしたりすると、メニューのバリエーションも広がります。
「赤ちゃんと楽しく過ごす時間を最優先に」、これが赤ちゃんの食の歴史がスタートする上で一番大事なこと。赤ちゃんが持つペースをを優先に気長に、手抜きの工夫も生み出しながら取り組んでいってくださいね!
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