新居に引っ越した際、隣室や上階に住む住人に挨拶をするべきか迷うことがあります。
株式会社AlbaLinkは今年7月、「引越しの挨拶に関する意識調査」を発表しました。
それによると、「引越し挨拶をする」と答えた人が7割に上っていました。
同調査の対象は、引越し経験のある500人でした。
「引越しの際、近所に挨拶をするか」を聞くと、「必ずする」(44%)「することもある」(26%)と、合わせて70.0%が「する」と回答しました。
ただ、回答者が単身者なのか、家族連れなのかによって、挨拶をするかどうかの回答は変わってくると思われます。
「挨拶のタイミング」で最も多かったのは「引越し当日」(47.8%)で、次いで「翌日」(27.7%)がランクインしました。
はやめの挨拶が好ましいものの、隣人が在宅している可能性が高い土日まで待つ人もいると考えられます。
ここからは、引越しの際に挨拶をすると回答した350人に対する質問です。
「挨拶する際に、粗品をもっていくか」を聞くと、72.5%が「必ずもっていく」と回答しました。「もっていくこともある」(22.6%)を合わせると、約95%が挨拶する際に粗品を準備していることがわかりました。
ちなみに粗品としてよく渡されるのは、洗剤やタオルといった「生活でよく使う日用品」が挙がっています。
「挨拶をする理由」の1位は「隣人について知りたい(114人)」で、2位は「迷惑をかけそう」(108人)、3位は「礼儀として」(49人)、4位は「近所付き合いを円滑にしたい」(48人)、5位は「お世話になるかもしれない」(37人)でした。
回答者からは、以下のようなコメントが寄せられました。
■隣人について知りたい
・どのような人が住んでいるかがわかり、今後どのように接して行けば良いのかもわかるからです(20代 男性)
・どんな人が住んでいるか確認したいので(30代 男性)
■迷惑をかけそう
・子どもが迷惑をかけるかもしれないため、あらかじめ挨拶しておきたい(30代 女性)
・足音などで迷惑をかけるかもしれないので、階下と横の人には挨拶したいと思います(60代以上 女性)
■礼儀として
・なんとなく礼儀として必要だと思っている(30代 男性)
・挨拶しないのは失礼な気がするから(40代 女性)
参考:
株式会社AlbaLink「引越しの挨拶に関する意識調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000055654.html