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公開 2023年09月15日  

【東京の世帯支出】猛暑で月平均3748 円増。飲料や調理食品などで支出増

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暑さは、お財布に厳しいようです。


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この夏は、毎日暑い日が続きましたね。

気象庁によれば、今夏の平均地上気温は1898年の統計開始以降、最も高いそうです。

そんな過去最高に暑い夏は家計にどんな影響を与えるのでしょうか。

帝国データバンクが8月に発表した「東京都の猛暑が家計支出に与える影響調査(2023年)」によると、月平均で3748 円の支出増の見込みであることがわかりました。

同調査での支出額は、総務省の「家計調査」「国勢調査」などを用いて算出。食品等の値上げによる物価上昇や外出自粛などコロナ禍による影響は除外しています。



暑さが家計の負担の原因になっている


世帯当たりの消費支出額を見ると、7月は3554 円、8月は3942円の増加が見込まれています。

平均すると、猛暑によって今夏は月平均 で3748 円の支出増となりそうです。

暑さが家計に影響を及ぼしていることがわかります。

暑さで体調を崩し、医療機関を受診する機会が増えたか


具体的には、何の支出が増えているのでしょうか。

増加が顕著なのは「飲料」や「調理食品」で、水分補給の機会が増えたほか、お弁当や加工食品などをより頻繁に購入するようになったことが影響したと思われます。

ほかには、「保険医療」や「教養娯楽」の支出も増加しました。

今年は数年ぶりに行動制限がない夏を迎えたため、旅行やレジャーに外出し、施設利用料や宿泊費などにお金を使ったものと推測されます。

保険医療については、暑さで体調を崩し、医療機関を受診したためでしょう。

一方で支出が減ったのは、穀類や魚介類への支出でした。


参考:帝国データバンク
「東京都の猛暑が家計支出に与える影響調査(2023年)」
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/s230802_98.html

気象庁 「令和5年梅雨期の大雨事例と7月後半以降の顕著な高温の特徴と要因について」
https://www.jma.go.jp/jma/press/2308/28a/kentoukai20230828.html

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コノビー子育てニュース #93
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